山口誓子「鷹の句碑」
 
 芭蕉・杜国・山頭火等、ゆかりの潮音寺に、縁有って現代俳句の第一人者、
山口誓子(ヤマグチセイシ)の句碑が天狼俳句会、
地元文化人の方々の尽力で境内
に建立。
 誓子はこの地を訪ねられ杜国の境遇と芭蕉の鷹の句を思い浮かべられて、
  「鷹の羽を 拾ひて持てば 風集ふ」と詠まれた。
 芭蕉翁が「鷹一つ見付てうれしいらご崎」と詠まれた鷹とは、杜国のことで、
誓子も杜国を慕って人々が集ま
ってくる様を詠っておられます。
 この句を是非、潮音寺の杜国の墓所近くにとの意向で、直々揮毫をいただき、
早速句碑製作、庭園工事にとりか
かり、平成3年10月27日に除幕の運びとな
る。当日
は、誓子を始め天狼俳句会の同人、地元文化人が多数参列して盛大
に除幕式・記念講演が行われた。

  平成3年10月吉日
     誓子先生「鷹の句碑建立委員会」
      天狼俳句会・隣江山潮音禅寺

「鷹の句碑」 
  鷹の羽を 拾ひて持てば
             風集う

山口誓子先生(平成3年)

誓子先生と宮本住職

除幕記念撮影

             

 明治34年( 0歳)
 明治35年( 1歳)
 明治41年( 7歳)
 明治42年( 8歳)
 明治44年(10歳)
 明治45年(11歳)
 大正 1年(11歳)
 大正 3年(13歳)
 大正 4年(14歳)
 大正 6年(16歳)
 大正 8年(18歳)
 大正 9年(19歳)
         
 大正10年(20歳)
 大正11年(21歳)
 大正15年(25歳)
 昭和 3年(27歳)
 昭和 4年(28歳)
 昭和 7年(31歳)
 昭和 8年(32歳)
 昭和10年(34歳)
 昭和13年(37歳)
 昭和16年(40歳)
 昭和17年(41歳)
 昭和19年(43歳)
 昭和21年(45歳)
 昭和22年(46歳)
 昭和23年(47歳)
 昭和24年(48歳)
 昭和26年(50歳)
 昭和28年(52歳)
 昭和30年(54歳)
 昭和32年(56歳)
 昭和33年(57歳)
 昭和39年(63歳)
 昭和40年(64歳)
 昭和42年(66歳)
 昭和45年(69歳)
 昭和51年(75歳)
 昭和52年(76歳)
 昭和53年(77歳)
 昭和56年(80歳)
 昭和57年(81歳)
 昭和58年(82歳)
 昭和59年(83歳)
 昭和60年(84歳)
 昭和61年(85歳)
 昭和62年(86歳)

 昭和63年(87歳)
 平成 1年(88歳)
 平成 2年(89歳)

 平成 3年(90歳)
 平成 4年(91歳)
 平成 5年(92歳)
 平成 6年
 

京都市上京区岡崎福の川に生まれる。本名、新比古。父新助、母岑子。
父新助、大阪ホテルに勤務。誓子、外祖父脇田嘉一に託される。
錦林小学校に入学。
脇田嘉一の移住に伴い、東京に移り、本郷の真砂小学校に転校。
脇田嘉一、樺太日日新聞社長として単身樺太に渡る。
誓子、外祖母と供に樺太に行く、7月。
庁立豊原尋常小学校に通学。
大泊中学に入学。
脇田嘉一、京都に帰る。誓子は樺太に留まる。
京都府立第一中学校に転校。
中学卒業、3月。第三高等学校乙類に入学、7月。
三高の掲示板で「京大三高俳句会」を知り、出席。指導者は鈴鹿野風呂・日野草城、10月。
誓子の号を用いる。
「ホトトギス」初入選、8月。「京鹿子」同人となる、10月。
三高を卒業し、東京帝国大学法学部法律学科に入学、4月。東大俳句会に出席、4月8日。
東京帝国大学を卒業、住友合資会社に入社。
浅井啼魚の長女梅子と結婚、10月2日。山口青邨、4Sの1人と呼ぶ。
近代的素材を俳句に入れることを決意。
『凍港』5月。
素十の作風を批判、1月。
『黄旗』2月。
『炎昼』5月。
伊勢富田に移り、芭蕉に親しみ始める。
住友合資会社を退社。
『激浪』を編集。
四日市天ケ須賀海岸に移る、6月。
『遠星』6月。『芭蕉諸文』8月。三鬼ら、誓子主宰の俳誌刊行を進める。
主宰誌「天狼」創刊、1月。 鈴鹿市白子鼓ケ浦に転居、10月。
中日文化賞受賞、4月。
「天狼」三周年記念俳句大会が名古屋で行われる、10月。『青女』8月。
「天狼」五周年大会に出席、5月。西宮市苦楽園五番町に転居、10月。
『和服』1月。
「朝日俳壇」の選者となる、4月。
「天狼」十周年大会東京で開催、5月。
「天狼」200号記念は俳句大会を大阪で開催、11月。
「奥の細道」取材で全行程を調査。
『構橋』3月。『方位』5月。『青銅』9月。
俳句革新の功績にて紫綬褒章受賞、11月バンコク・アンコールワット等海外旅行始まる。
勲三等瑞宝章を受ける、5月13日。
『山口誓子全集』全十巻刊行、1月から10月。『一隅』3月。『不動』5月。
「天狼」30周年記念全国大会。
『山口誓子筆墨集』11月。
傘寿祝賀会・記念俳句会、1月23日。
「天狼」35周年記念大会、7月16日。
『雪嶽』9月。
妻波津女死去、6月17日。
紺綬褒章受賞、8月28日。
日本芸術院賞受賞、6月1日。芸術院賞
受賞記念・天狼40周年記念大会、9月5日。『天狼俳句鑑賞』9月。
神戸大学より名誉博士号を贈られる、7月2日。米寿記念祝賀会、7月16日。
朝日賞受賞、1月31日。
関西大賞受賞「現代俳句とは」を講演、6月10日。卒寿を迎える、11月3日。卒寿記念大会
(京都都ホテル)、12月15日。
「紅白」出版 10月17日潮音寺に「鷹の句碑」建立
文化功労者
「天狼」8月号をもって休刊・11月に終刊を決める。翌6年5月号にて終刊。(45年間)
3月26日午後4時。兵庫県西宮市苦楽園の自宅にて他界。(92歳)