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「よい演劇をより多くの仲間と、京都で観よう」 KYOTO ROUEN

例会紹介


2025年2月例会


劇団民藝公演
『グレイクリスマス』

作/斎藤 憐
演出/丹野郁弓
出演/中地美佐子・千葉茂則・塩田泰久・岡本健一 他


2月14日(金)午後6時30分
  15日(土)午後1時30分
呉竹文化センター


焼け跡の日本。
民主主義と憲法を描く。

「雪はごみ溜めも焼跡も、汚いものをみんな隠してくれます。だから、雪の降らない美しくないクリスマスを、アメリカではグレイクリスマスと言います」
「雪、降らないかしら。つぎの日にはとけてしまって、いろんな汚いものが見えてもかまわない。今夜だけでいいから降らないかしら」

 敗戦の年のクリスマス。進駐軍に母屋を接収され、離れにおいやられた五條伯爵家。伯爵の後妻・華子は、日系二世の軍人ジョージ・イトウの説くデモクラシーの理想に胸をときめかせる。しかし朝鮮戦争が始まり…

 敗戦からの激動の5年間を描いた斎藤憐の傑作を、次世代が引継ぎ再び例会に!! 伯爵家に出入りする闇屋、権堂を演じる客演の岡本健一にもご注目!




2025年4月例会


劇団前進座公演
『あかんべえ』

原作/宮部みゆき
脚本/佃 典彦
演出/松本祐子
出演/柳生啓介・中嶋宏太郎・北澤知奈美・山本春美 他


4月28日(月)午後6時30分
  29日(火祝)午後1時30分
呉竹文化センター

宮部みゆきの大江戸時代ミステリー、初の舞台化。

 江戸深川の料理屋「ふね屋」には5人の訳あり「お化けさん」が彷徨っていた。彼らが見えてしまう、ふね屋の一人娘おりん。店に集うけれまた訳ありの人々。すべての謎が解けた時、見えてきたものは…。


   

2025年6月例会


劇団チョコレートケーキ公演
『ガマ』

台本/古川 健
演出/日澤雄介
出演/大和田獏・浅井伸治・岡本 篤・西尾友樹 他


6月20日(金)午後6時30分
  21日(土)午後1時30分
呉竹文化センター


気鋭の小劇場が描く沖縄戦。
一筋の光が差し込み、そして…。

 戦争末期の沖縄。そのガマには、負傷した少尉、聖戦を信じる少女、生徒を死なせてしまった教師、二人の兵士と地元の老人が身を潜めていた――。
 2022年読売演劇大賞受賞、「戦争六編」のひとつ。戦後80年となる現在、観るべき舞台。


 

2025年8月例会


文学座公演
『欲望という名の電車』

作/テネシー・ウィリアムズ
演出/高橋正徳
出演/山本郁子・鍛治直人・稲岡良純 他


8月29日(金) 夜
  30日(土) 昼
呉竹文化センター


文学座の財産演目にして不朽の名作。

 アメリカ南部の大農園で、上流階級の娘ブランチはすべてを失い、ニューオーリンズの猥雑な下町に住む妹夫婦の元に身を寄せる。過去の幻影に捉われる彼女と、逞しく今を生きる妹ステラ。粗野なその夫スタンリー。テネシー・ウィリアムズの最高傑作を見事に継承!



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