ぱすてるチャイム
Another Season One More Time
菊と刀

登場人物の名前や人物紹介、その他の名称説明等
ver.02(05/03/20)

作:ティースプン





……今の所、下記の様な設定で話を進めています。
思い切り適当で好い加減なのは承知しております。
この辺の設定はいじらずに完結出来ればなぁと思っています。

この辺の事ではツッコミを入れたりなさらず、大らかな気持ち(具体的には瀬戸内海よりチョイ広め程度)でお付き合い下さい。


<舞弦学園内の人物>
・相羽 カイト:一応、主人公。徒手武術専攻の冒険科三年。「御神刀・富嶽」の伝承者候補。時々、お節介が過ぎる事があり、それで様々な問題に巻き込まれる。

・竜園寺 菊:ヒロイン・白。軍から舞弦学園に派遣されて来た徒手武術の教官の一人。カイトの座学、実習担当者。優秀な軍人一族の家に生まれ育った箱入り娘。
・マリア・M・キャッシロヴァニカ:「ヒロイン」・黒。軍から派遣されて来た養護教諭補助。竜園寺 菊の補佐も務める。銀髪・青眼・巨乳でメイド服っぽいナース服を着用。

・相庭 マイト:射撃術専攻の冒険科三年。冒険者としてカイトに対抗意識を燃やす舞弦学園の名物男。
・ナージャ・アントノーヴァ:徒手武術専攻の冒険科三年。カイトと授業が同じ。ノーザン種族の美少女。実家は赤貧と言う言葉が似合う一般市民。
・ミハイル・ベイリュール:商業科の三年。マイトの元ルームメイト。ノーザン種族の美少年。実家は超が十個ぐらいつく大金持ち。

<冒険科教諭補助(花鳥風月)>
・ミューゼル・クラスマイン(花):カイトの幼馴染で担当教科は神術。カイトの担任も務める。
・コレット・ブラウゼ(トリ):カイトの同期生で担当教科は魔術。魔術科を取り仕切る(テロテロした)ちびっ子ハーフエルフ。
・セレス・ルーブラン(風):カイトの同期生で担当教科はスカウト技能。ロニィ先生を助けてスカウト科を切り盛りするホワホワしたエルフ。
・竜胆 沙耶(月):カイトの同期生で担当教科は剣術。生活指導を受け持ち、問題を起こす生徒達を相手に学園内外を忙しく飛び回っている。

<冒険科の正規教諭>
・ロニィ・スタインハート:神出鬼没のエルフのスカウト女教師。スカウト科の主任と同時に冒険科全体の主任も兼任。
・バド・ウィケンズ:今年で定年を迎える神術科主任。
・レパード・ウォルシュ:剣術科主任にして同じ科のメガネ担当。
・ティオ・マーチン:剣術科副主任にして同じ科の筋肉担当。
・ベネット・:魔術科主任でカイトの担任。現在は病気で長期療養中の為、学園には居ない。

・おキクさん:舞弦学園購買部を切り盛りするオバサン。

<射撃術科の教官達>
・ライオット・ワーブ:軍から舞弦学園に派遣されて来た叩き上げの軍人。射撃術科を束ねる。軍曹先生の名で親しまれる鬼曹長。
・スクワイア・マジョルニコフ:気はヨワヨワで力持ちな射撃科一の大男。
・アズサ・P・服部:射撃術科の眼鏡担当。射撃はピカイチ、それ以外はダメダメ。
・G・W・ミラー:通称、フケツのミラー。射撃科の整備主任。
・ベルナルド・バース:冒険者崩れのヘタレ軍人。口先だけの半端者。でも、射撃科の中で容姿は一番整っている。
・A・S・クラーク:実技は全然ダメだが、理論構築は射撃科随一のデブなオタク。通称、「射撃科の白い奴」。

・伍長さん:名前と経歴は不明。ワーブ曹長の補佐役で、射撃科の参謀総長。

<徒手武術科の教官達>
・ヤナチェク・クラスホイ:徒手武術科主任。士官学校を優秀な成績で卒業したエリート軍人。撃拳を得意とする。
・チャイカ・ガラーホフ:徒手武術科副主任で眼鏡担当。クラスホイの参謀。透徹した合理主義者。融通が利かない。
・ジェイミソン・ムスタング:今回軍から派遣されて来た中で一番整った容姿の軽薄な軍人。
・サイモン・カーチス:饒舌な軍人。普段は陽気だが、時に人をゾクッとさせる事が有る。
・トレント・クフィル:寡黙な軍人。機械の様に、淡々と授業をこなす。
・オズワルド・グリッペン:冒険者嫌いを公言する、粗暴で嗜虐癖のある徒手武術科一の巨漢。

<相羽カイトの元級友>
・苅部:ロニィ先生に弟子入り。修行の旅に出ている。
・クーガー:問題校で剣術科の教諭補助をしている。
・クレア:医学部に進学。ただ今、病院実習の真っ最中。
・シンゴ:苅部と共にロニィ先生に弟子入り。修行の旅に出ている。
・ロイド:士官学校中級部で剣術と神術の教諭補助をしている。
・陽子:竜胆の後輩のちさとの道場で剣術の修行中。

<舞弦学園外にいる人達>
・ウラディミール・ユシュトフスキー:巨大企業ユシュトフスキー商会の会長で禿頭、皺くちゃ、鉤鼻をした商売人。ミハイル・ベイリュールの実の父親。
・青山 ヒロスミ:山際西警察署刑事課勤務の刑事。実家はお寺。

<鬼籍に居る人々など>

・式堂 甲斐那:弐堂流戦闘術正統伝承者にしてカイトの不肖の師。先代の富嶽継承者。
・式堂 刹那:甲斐那の妹。カイトに法術の手解きをした。

・竜庭 ケンジ:今の所、カイトは大昔の漫画の主人公の名前として認識しているが、果たして……。

<カイト達の暮らす「王国」について>
立憲君主国で、一応、議員制民主主義を建前とする法治国家。
嘗てはノーザン種族を頂点とする小国家だった。
時代の変化と共に移民が増え、次第に公民権を得るようになっていった。
王家は国家の象徴として存在している。

王家はノーザン種、永代貴族は全てノーザン種。
ノーザン種族は我々の世界のスラブ系民族がイメージに近い。
特徴は銀髪と白い肌。
人口比は国民全体の10パーセント程度。

イースタン種族は我々の世界で言うアジア系民族に相当する。
ぶちまけて言うと、漢字表記の苗字はイースタン種族と思って欲しい。
人口比は国民全体の40パーセントを少し超える。

ウェスタン種族は欧州系全般。
ウェスタン人種の中でも細かい分類があるだろうが、原則的に銀髪以外の髪に白い肌は皆ウェスタン人種とする。
人口比は国民全体の30パーセント、若しくはそれを僅かに切る程度。

サザン種族はイースタンよりも浅黒い肌をした人種。
中近東辺りの人々をイメージしている。
人口比は国民全体の10パーセント

王国の人口残りの10パーセントはエルフやハーフエルフ等が占める。


<万洲戦争>
三十年以上昔に多くの国々を巻き込み大陸全土に吹き荒れた戦争。
完全終結までに十年近い年数を要した。

とある小国で起った民族同士の武力衝突、二つの陣営のそれぞれに資本主義を唱える「粟国」と社会主義を主張する「雫国」が肩入れした。
「粟・雫」を盟主と仰ぐ他の国々、「藩国」、「共和国」、「上国」、「剛州」、「乗国」、「鋭国」、「勿国」「讀国」「和欄陀」等もこの戦争に駆り出された。

「王国」は「粟国」と地位協定を結んでいた為「粟国」側に付いて戦争に参加、多くの犠牲者を出す。

「万洲」への「王国軍」派兵を決定した裏ではノーザン種族が動いていた。
しかし、この戦争の被害の大きさに政権交代が行われ、イースタン種族を軸とする連立内閣が発足する事になる。
現在の内閣はイースタン人種の小池準三郎が首相を務めている。

ノーザン人種以外の三種族の間ではそれ程激しい差蔑意識やら民族感情の対立は存在しない。
ノーザン人種の中には選民思想や、他の三人種への差蔑意識が強い者も多い。






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