山形県北部の最上地方は1市4町3村からなる人口10万人の地域である。その中心が新庄市(人口4万2千人)で豪雪地帯として知られてきた。 |
野々村ため池(真室川町) |
最上川(新庄市本合海) |
新庄市昭和から西へ進むと、まもなく右手に野々村ため池が見える。近年ここには秋になると白鳥が飛来し、最上地方の冬の風物詩となっている。後方に白く見える山は鳥海山である。 |
新庄市街から国道47号線を車で西へ10分ほど行くと最上川が流れている。江戸時代の俳人芭蕉が「奥の細道」の旅をした時、このあたりで舟に乗り最上川を下った。そして「五月雨を集めてはやし最上川」という句をのこした。 |
最上公園お堀 | 最上公園・戸沢神社 |
新庄市は最上地方の中心地で、江戸時代は藩主戸沢氏の城下町として栄えた。そのため、市内には町名・町並みなど城下町の名残があちこちに残っている。お堀に囲まれた新庄城址は現在最上公園となっており、市民の憩いの場となっている。 |
新庄城址にある戸沢神社は、江戸時代にこの地を治めた初代藩主戸沢政盛氏、最後の藩主正実氏等をまつっている神社である。この一体は、元旦や4月下旬の桜花見、8月下旬の新庄祭のときは特ににぎやかとなる。 |
新庄駅 | |
新庄駅はJRの奥羽本線と陸羽東線・陸羽西線が交わる所なので、昔から交通の要衝の地点となってきた。平成11年12月から山形新幹線が新庄まで延びたのに伴って、駅舎は新しくなった。 |
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