八ヶ岳 赤岳                   2003.1.18〜19
   
月 日    1月18日(土)〜19日(日)

天 候    晴れ       

メンバー  山際・尾藤

                    10:07    11:07     11:35      12:30      14:45  
1/18 新 宿-----八王子-----茅野----美濃戸口----柳 川------美濃戸-----赤岳鉱泉----ジョウゴ沢
(土)  8:00       8:33    10:20    11:25      11:45      13:00 (1:00)  (泊)   (25)

                7:40       7:50       9:00         9:45      10:50      11:20
1/19 赤岳鉱泉-----中山乗越-----行者小屋----クサリ場下-----地蔵の頭-----赤 岳-----文三郎道分岐---
(日)   7:15                 8:05                 10:00      11:00

    12:00        12:45      13:30      14:20          15:35     17:40     18:06
   行者小屋------白河原-------美濃戸-----美濃戸口---------茅 野------立 川-----新 宿
    12:25                 13:45      14:27          15:50

地蔵の頭から赤岳

1/18 出発する前までは、北八の黒百合ヒュッテまでも大雪で、膝上から腰までのラッセルとの情報であったが、バス道は雪も少なく順調だ。
美濃戸口では今回新しく発見した柳川にできる氷瀑登攀訓練の氷瀑を見学する。
美濃戸では、赤岳山荘前に出来ている人口氷瀑に山岳会のパーティが登攀訓練をしていた。美濃戸山荘で昼食休憩とする。
 柳川もここが二俣で我々は北沢へのルートに入った。ヘルメットにザイルを担いだパーティの後に付き赤岳鉱泉へ急いだ。岩や木に被った雪の造形が美しい。山際さんの歩くピッチが早く予定よりも25分も早く赤岳鉱泉に着いた。宿泊料金8000円+4000円(個室料金人数割り)で、一服してからジョウゴ沢の氷瀑訓練を見学にでかけた。F1は、3m位か高さはないがたくさんの人が講師の指導のもと訓練を実施していた。F2は10m位か数人がトップロープで登っていた。この奥にF3か乙女の滝の美瀑があるというが今回は引
き返した。

地蔵尾根クサリ場を登る

地蔵の頭直下


 1/19 予定より15分遅れて出発。中山乗越まで雪も締まっていて順調、行者小屋から地蔵尾根に入る。
この尾根は針葉樹林帯からダケカンバ帯を抜け鎖場下までが第1の急登の連続だ。鎖場下でストックからピッケルに取り替える。雪が少なく鎖が露出している、この鎖場から上は岩と氷と雪のミックスで滑りやすいのでしっかりアイゼンを利かせて登る。
阿弥陀・赤岳・横岳西壁が素晴らしい。傾斜も緩み岩稜を登り切ると地蔵の頭だ。流石に主稜線は風が強い。ゴォーと風が音を立てている。
ここで岩の窪みで風を避けて休憩、目だし帽を被る。閉鎖中の赤岳展望荘の脇を通り抜け、急な斜面を40分頑張ると赤岳南峰山頂(2,899m)だ。富士を始め南ア、中ア、北ア、妙高、志賀・浅間連峰、秩父と360度の大展望だ。薄日が差し込んでいたがいつの間にか雪雲に閉ざされているので、記念写真を撮り早々に下山にかかる。

地蔵尾根から阿弥陀岳を望む
赤岳北峰頂上

竜頭峰との間のガレ状岩溝は、岩と氷と雪のミックスで登るよりも下る方が難しくアイゼンを引っ掛けると致命傷になるので緊張するところだ。
中岳・阿弥陀岳への分岐で右に文三郎尾根を下る。中央稜を登攀している2人パーティが見える。その足元にまだ新しい生花が供えてあった。梯子場は完全に雪に埋まり凄い斜度に感じる。
この急斜面を下った時、山際さんが「カモシカがいるよ」声を掛けた。胸に白い冬毛を纏った大きなカモシカがこちらの動きを偵察しているようだ。
中岳沢でラッセル訓練をしながら今朝出発した行者小屋についた。ここで昼食とするが、稜線はガスってきて今にも白いものが落ちてきそうで寒い。
中沢岳に現れたカモシカ

中沢岳のラッセル

行者小屋前にて
美濃戸に向かって

 もうここからは樹林帯なのでアイゼンを外し、尾藤さんが元気に快調に飛ばして行くので追い着くのが大変だ。ちなみに夏道で1時間40分のところを1時間05分で美濃戸に着いてしまった。
バスにも1本早いのに乗れるねと飛ばしに飛ばし美濃戸口にも35分で到着、バスの発車7分前だった。バスの中で荷物を整理し落ち着いて車窓を見ると白河原付近から降出した雪は完全に吹雪となっていた。

文/写真:星野