2003年4月−赤岳(2899m)   2003.4.11〜13
   
月 日    4月11日(金)夜〜13日(日)

天 候   晴れ

メンバー  山際、尾藤、アンカミ、長山

ネパール人の友人、シェルパ・カミさん(通称アンカミさん。在日6年、小平市在住)に日本の雪山を紹介すべく、赤岳山行を計画した。小淵沢に別荘を持つ友人、長山さんに前夜泊をお願いしたところ、こころよく引受けてもらい、長山夫人も同行することとなり、4人パーティー(山際・尾藤・アンカミ・長山)での山行となった。

小淵沢 長山さん別荘

●前夜(2003年4月11日〈金〉)
朝霞(18:30)→井荻駅(19:00)→高井戸IC→談合坂SA(夕食)→小淵沢IC→長山宅(21:40)

●第1日目(2003年4月12日〈土〉)
長山宅(08:30)→美濃戸口(09:05-09:30)→美濃戸山荘(10:30-10:40)→小休止(雨具上下装着11:30-11:40)→赤岳鉱泉小屋(12:45)  

悪天候につきテント設営後、小屋のコタツで休息&昼寝。入山者はテント2張4名、小屋泊も20名くらいと、この天気と比例し少ない。小降りになったら硫黄岳にと、かすかな望みもあったが、いよいよ雨は本降りとなってきたため、潔くあきらめ明日に期待することにした。
   テント泊(ひとり1000円、山際・アンカミ)…小屋炊事場で自炊、メニューはカレーライス・スープ
   小屋泊(ひとり8000円、尾藤・長山)…18時夕食(シチュー・ポテトサラダ・生野菜・フルーツ・味噌汁・ご飯)


●第2日目(2003年4月13日〈日〉)
赤岳鉱泉小屋(6:45)→行者小屋(7:25-7:35)→文三郎分岐(9:00)→赤岳頂上(9:40-9:50)→地蔵の頭→昼食(11:15-11:30)→行者小屋(12:30)→赤岳鉱泉小屋(13:00-13:30)→小休止(14:10-14:15)→美濃戸山荘(14:45-14:55)→美濃戸口(15:35-15:45)→長山宅(16:10-17:00)→小淵沢IC→八王子IC→川越

赤岳登り
阿弥陀岳

5時半起床、6時朝食(小屋メニュー:焼魚・納豆・海苔・昆布・梅干・ジュース・きのこ汁・ご飯、自炊組:ラーメン・ご飯)、天気は期待できそうだ。アンカミさん・長山さんにとっては雪山初挑戦、山際・尾藤は今年3回目の赤岳だ。
テントに荷物をデポってさあ出発。小屋前は凍っておりツルツル状態、アイゼンをきかせながら無事通過。中山乗越を順調にとおり行者小屋到着。雪目予防にサングラス・ゴーグルをつける。

積雪量は3月連休より多く、2つ使えたトイレのうち裏のトイレは雪で埋まっていて使用できなかった。テントは1張のみ。まわりの景色を楽しみながら登りに入る。前に2パーティーのみだがトレースはある。中岳・阿弥陀岳が素晴らしい。急な登りが続くが視界が開けた目前に頂上が現れた。晴天とはいかないが、まずまずの展望で登頂写真撮影後、地蔵の頭に向かう。
風がでてきたが、厳冬のつきさす寒さからは変容しており春を感じる。3月連休にはたくさんあったエビの尻尾やつららはまったく見当たらず確かに気温は高い。風をよけ、昼食をとる。

雪の状態はきのうの雨で良くない。滑りやすい雪、ズボっと足が入ってしまうほどやわらかい雪、湿った雪、等々、気を許せない状態だ。アンカミさん・長山さんの2人にハーネスを装着してもらい、山際・尾藤はシュリンゲとカラビナで簡易ハーネスを作りアンザイレンで下ることにした。地蔵尾根からの素晴らしい赤岳を見納め、緊張の下りスタートだ。

赤岳頂上
地蔵尾根よりの赤岳(初めてのアンザイレン)

ゆっくり慎重に下って、無事樹林帯にたどり着く。ここまで来ればひと安心だ。アンザイレンを外し一気に行者小屋へと下る。赤岳鉱泉のテントを撤去しアイゼンを外す。快調なペースで下るが、ここでもズボっと太腿まで雪にはまること数回だが、山際さんだけは0回、さすが。アンカミさんは、横に張り出して通過の邪魔になる小枝をつぎつぎ折ってくれた、気配りの人である。きょう入山の数パーティとすれ違いながら、硬い雪と泥の混じった道を歩き美濃戸口に到着。入山時より駐車場の車は増えていた。

当初予定の硫黄岳・赤岳山行は、悪天候につき赤岳のみとなったが、初挑戦者含め全員無事に下山することができた。
小淵沢に戻り長山さんの言葉に甘え、ひとっ風呂浴びて帰路につく。中央高速道路より桃色のじゅうたんを見ながらとばすのもつかの間、いつもの渋滞にはまり低速道路と化す。やむなくの我慢走行で無事帰宅。
お疲れさまでした!


写真:山際/文:尾藤