黒部下の廊下(2003年10月)        2003.10.10〜13
   
月 日    10月10日(金)〜13日(月)

天 候   晴れ/曇り

メンバー  山際、尾藤、桜井

 昨年11月第1週に黒部に入ったが、朝からの大雪のため撤退。今回はじめての黒部峡谷(黒部ダム〜欅平の約30km)となった。前夜発小屋1泊を予定したが、すでに小屋は予約でいっぱいとのことでテントに変更した。また小屋だけでなくトロッコも満席のため、予備日を有効活用し、秘湯といわれる祖母谷温泉にもテント泊し、連休を楽しんだ。テレビや雑誌で紹介される下の廊下からは、細く危険な高所を歩くと言ったイメージがあったが、実際歩いてみると、ふだんの山をやっていれば十分に行ける場所である。非常に深く鋭い峡谷はすばらしく、価値ある景観であった。

●前夜(2003年10月10日〈金〉) 北朝霞(18:13)−西国分寺−立川−(特急あずさ67号)−松本21:26着 ホテル泊

●第1日目(2003年10月11日〈土〉

松本(04:44)−信濃大町(05:20-05:25)−扇沢(06:05-07:00)−黒部ダム07:16着→内蔵助出合(08:25-08:35)→十字峡→仙人ダム(14:55-15:08)→阿曽原温泉16:05着 テント泊

よく整備された道を右に峡谷を見ながら歩く。
紅葉のピークには少し早いが秋を楽しむことができる。
ピッケル・アイゼンも準備していったが、残雪は思いのほか少なく、使用する機会はなかった。出発時点と休憩前後には人の渋滞となる。出発から8時間、阿曽原温泉に着くが人でごったがえしている。明日の欅平からのトロッコはすでに6000人が予定されていて、臨時の10:22に乗るなら4時か5時にここを出発、それを逃すと17時以降でないと乗れないと言われる。
テントを張り露天風呂(男女1時間交代)に入り、夕食のカレーを作りビールとともに食す。このころには通路もないくらいにテントが張られていた。明日は祖母谷温泉に泊まることにし、朝はゆっくりすることにした。
時折雨が落ちてきたが星は見える。明日の天気に期待し19:30就寝。

扇沢からの立山 高度感あり


残雪道を行く 残雪道下り

●第2日目(2003年10月12日〈日〉
阿曽原温泉(08:50)−欅平(14:45-15:40)−祖母谷温泉16:30着 テント泊

 残念ながら朝から雨。遅い朝食(雑炊)を済ませると、あと3張しかテントはない。雨の中、出発。雨具をつけての歩行は暑い。5時間半で欅平駅に着く。
念のため、トロッコの混み具合を聞いてきたところ、きょう乗れるのは最終の18:06、明日は8:30に駅が開くとのこと。やはりきょうの祖母谷温泉泊は大正解。豚まんを食べて小休止し祖母谷温泉に向かう。楽な小屋泊も魅力的に思えたがテント泊にする。
ここも意外とテントが多い。温泉に入って桜井さんの持ってきた無洗米を炊き、カレーときゅうりの漬物とビールで夕食。

阿曽原温泉(露天)

●最終日(2003年10月13日〈月〉

祖母谷温泉(08:05)−欅平(08:35−08:55)→宇奈月−宇奈月温泉→新魚津−魚津→越後湯沢(12:35)→大宮→武蔵浦和→北朝霞(17:00)

 遅く起床、きょうも雨。朝も温泉に浸かったので時間がない。朝食抜きで駅に向かう。トロッコはほとんど満席。8:55のデラックストロッコに乗ることができた。あとは電車を乗り継ぎ無事帰宅。昨年のリベンジは叶った。

祖母谷温泉


写真:山際/文:尾藤