蝶ヶ岳(2677m)〜常念岳(2857m)     2003.9.12〜15

月 日    9月12日(金)〜15日(月)

天 候   晴れ

メンバー  尾藤、佐々木

 いつもの「連れていってもらう山行」から卒業?すべく、女性ふたりだけでは初めてのテント泊山行を計画した。
2日とも7時間の行程ではあったが、前夜バス発テント1泊と、下山後のユースホステル泊でのんびりできた。(費用は約27,000円)

●前夜(2003年9月12日〈金〉)  新宿(さわやか信州号)23:00発

●第1日目(2003年9月13日〈土〉)上高地バスターミナル(05:30-06:10)→明神館(07:00-07:10)→徳沢(08:05-08:20)→長壁山2565m(11:50-12:05)→妖精の池(12:33-12:38)→蝶ヶ岳ヒュッテテント場泊(13:10) 

長壁山頂上 妖精の池

 長壁は大変との事前情報だったが、思ったほどではなく重い荷物の割にはコースタイムで登れた。樹林帯なのと時折の雨で非常に蒸し暑い。徳沢からの登山は少なそうだ。
妖精の池を過ぎ、蝶ヶ岳最高点に着くや否やいままで経験したことのない強風にあおられ、あやうく吹き飛ばされそうになる。台風の影響での強風だ。
すぐにテント場におり、テント設営にとりかかるがうまくいかない。見かねた隣のテントの男性2名が応援してくれ、やっとのことでテントを張ることができた。
それでもまだ飛ばされるのではと心配になり、ペグに重石を積みあげてからテントに入り横になる。トイレも交代で済ませる。夕食のカレーライスと2人で350ccのビールを飲み、早めに就寝。風と雨の音とテントのインナーが顔にパタパタあたって気にはなったが、耳栓のおかげでゆっくり休むことができた。


●第2日目(2003年9月14日〈日〉)蝶ヶ岳ヒュッテテント場(06:50)→蝶ヶ岳(2664m)→蝶槍→常念岳2857m(10:50-11-10)→常念小屋(11:55-12:10)→一の沢(14:50) ……(タクシー)……安曇野パストラルユースホステル泊

5:30起床すると、風は昨夜よりゆるくなっていて陽も差してきた。作っておいた五目ご飯を半分たべ、テント撤収。雨で濡れた分、重くなったがやむなし。出発。
雲のかかった幻想的な山々を見ながら蝶から常念へと歩く。日差しは強い。常念山頂は賑わっていて、記念撮影待ちだった。我々も3組ほど待って記念撮影を終え、常念小屋へと下る。


テント場(朝) 穂高をバックに


蝶〜常念

 常念小屋でラーメンを作って食べる。いつもより食欲はなく2人で1人前。食後にコーヒーをわかす。晴れてはいるが一瞬にしてガスが山を覆ってしまい視界を遮る。ここで一の沢まで迎えのタクシーを予約する。
樹林帯を下るが、沢の音を聞きながらの下山はそれほど退屈ではない。下山3:30とあったが、2:40で一の沢に着いた。


常念頂上 晴天なれど、一瞬にしてガスが沸く

●最終日(2003年9月15日〈月〉)
ユースホステル→わさび農園→そば処「常念」→松本(臨時あずさ13:58)→八王子→西国分寺→北朝霞(17:00)

同じユースの宿泊者のレンタカーに同乗させてもらい、厚かましくも観光・昼食に付き合わせ、松本駅まで送ってもらう。暑いなか非常に助かった。「常念」の天ざる(1400円)はとっても冷たく、歯ごたえもあり美味しかった。しかも海老天2つと他に野菜天もありボリュウム満点、また立ち寄りたいそば屋であった。

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ふたりとも山を始めて数年が経ち、それなりの山登りをやってはきている。が、登山という意味では、まだまだ初心者の域を出ていない。
尾藤は8月のマッターホルン断念とまさかのピバークにつづき、先週の巻機米子沢でのピバークと2連チャンだ。遅ればせながら、いままでの自分の安易さを反省し、他力ではない登山を実行したいと思いはじめた。今回は改めて色々と考える良い機会にもなり、充実した山行であった。


写真:尾藤/文:尾藤