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2005年6月11〜12日
会津 只見川支流
メンバー:たかさん、渓児さん、三田村さん、ギルさん、岩國
写真  :たかさん、ギルさん、岩國

今年も「あそこツアー」がやってまいりました。ネットが縁で生まれた渓好きの集まり。いつも車で行くのだが、さすがに最近歳のせいか、車で行く元気がない。50Lザックに全ての荷物を放り込み、新幹線で待ち合わせの宇都宮で向かった。駅で待っていると、懐かしい面々が。久しぶりの再会が嬉しい。今年はどんなドラマが待っているのか?

渓での詳しい様子は渓道楽の「あそこツアー」で、紹介されてますのでご覧下さい。ここでは、追加の写真など。ちなみに、釣りをしてる時間より、山菜採りの方が時間が長かったことだけ付け加えておきますね。(笑)

←ラーメンタイム

お昼じゃなくて、まだ9時前、なのにこれで釣りは終了(笑)この後、昼過ぎまで山菜採りなのでした。(^^;)

↓そこそこ名物F1

滝上でポーズを決める。
記念撮影したら、しびれる下降を楽しむ。
岩魚少々と山菜たっぷりゲットして無事帰還。さて、温泉へ・・・
いえいえ、まだまだ車までの木道、山菜採りが続くのでした。
さて、ここまでの様子は、渓道楽の釣行記に書かれている通りである。予定した「あそこ」には入れなかったが、心配された天気は回復し、雨に濡れることなく、遊ぶことができた。釣果も、たかさんにいきなり尺が出るし、全員が型モノを見ている。さらには、大目的の山菜はどっさり収穫できた。上出来である。皆の顔に満足感が出ている。さて、これからどうすうべぇ?後半をちょっとご紹介しましょう。こんなんでしたよ(^^)
1.宿探し

今回のツアーは日本貧乏人協会主催なので、貧乏キャンプ泊まりの予定だった。しかし、天気が夜も持つかどうかは解らない。たかさんが、あらかじめ調べくれてた只見青少年旅行村の格安バンガローにアポ無し突撃!

空きがあり、運良く泊まれる事に。6畳のバンガローは5人寝るには十分。しかも、とても綺麗である。 バーベキュー施設も無料で使えるそうだ。ラッキーである。一人1200円で快適な夜が約束されたのである。
2.温泉

当初の計画では、「湯ら里」まで行く予定だったが、バンガローには、「温泉はこちらへ」なんと、近くに温泉があるという。しかも、250円!「湯ら里」は500円。日本貧乏人協会としては、これはもう決まりでしょう(笑)
施設の名前は忘れたが、保養センターだったかな?バンガローから車で5分の距離である。施設の中に入ると驚愕の写真を目にする。64cmの岩魚だ!!他にも60cm級がずらり!!それも、温泉前で釣れたという。皆で、「明日は決まりですね!」と笑うのでした。温泉はというと、あっとホームな銭湯の感じ。露天は無いが、疲れを癒すには十分である。

3.宴会

先ずは、買い出し。今回は日本貧乏人協会主催なので←シツコイ!(笑)予算にもウルサイ。何の肉を買うかもめ、肉をあと一パック買うかどうかでもめ、たれを何種類買うかでもめ、なんとも貧乏人くさい会話を楽しむ。

バンガローに戻ると雨が降り出した。バンガロー大正解である。食材を手に屋寝付きバーベキュー場へと急ぐ。綺麗な黄色のベンチが並んでいる。おぉ、いいねぇ!などと言いながら、三田村さんがベンチに手をかけると
「なにゅーん?」
手に黄色のペンキが!(気の毒だったが笑ってしまった)綺麗のはず、ペンキ塗り立てだったのだ。ベンチを古いものと交換し、さて宴会準備だ。

なんと言っても、今日のメインは山菜の天ぷらだ。たかさんが天ぷらセットを持参してくれたのだ。もちろんたかさんが料理長。手際よく揚げていく。油の中で、チリチリと軽やかな音をたて、美味しそうに山菜が舞う。涎を堪えてじっと見つめる。舞が終わると食べ頃だ。塩ちょっと付け、熱々で頂く。くぅ〜!たまらん!!最高の味だ!ギルちゃんの提案で、ウルイを初めて天ぷらで頂く。歯ごたえがありつつ、中がとろりとしている。そして旨味が深くなっている。これは、美味い!是非、皆さんもお試しあれ!数々の山菜に舌鼓を打っているうちに、ついにはたかさんの隣に座り、揚げる側から箸をのばす御仁も出る始末(笑)私も渓の料理人として、たかさんの尺岩魚を刺身にさばく。この岩魚は甘みがあって極上ものだった。
宴会の様子を誰も撮ってなかったのが、残念だが、それほど美味しくて、写真なぞ撮ってる暇が無かったのだ。買い出しした食材もきれいに完食し、9時宴会終了。バンガローに戻り、呑べぇ(ギルちゃん、渓児さん、私)は2次会。しかし、何を話していたのかは全く覚えていない(自爆)
翌朝9時頃、のんびりと起き、朝食に山菜天丼を頂く。残った山菜は、皆で分ける。といっても、写真の山菜はごく一部なのだが

外に出ると、素晴らしい快晴である。もう少し遊んでいたい気もするが、帰らねば。
帰りは、渓児さんの車の後部で寝じじぃと化する。動くカプセルホテルに感謝、感謝!お昼になれば、寝てても腹は空く。蕎麦が食べたい。三田村さんの計らいで、知り合いの蕎麦屋に急行。美味しい十割蕎麦を頂く。

こじんまりとしたツアーではあったが、それだけに何の無駄も無く、完璧なツアーだった。最後までオチが無かったというのが不思議である。宇都宮駅まで送って頂き、私は山菜と思い出をザックに詰め込み、新幹線の人となった。新幹線の中でもまたしても心地よい眠りが(爆)

今年は参加者が少なかったが、来年は是非いつものメンバーが揃うことを願って止みません。
ではまた来年も「あそこ」で!