飲まないでいた。
普通だから 普通だから 普通だから 普通 フツウ ふつう
病気じゃない病気なんかじゃない病気なんか知らない嘘だ
破裂した。
急激に落下した鬱と毎度痺れる左手と眠くないまま40時間過ごす私と死んだ小鳥のいた鳥篭と
帰ってきた母親と渡した一万円札三枚と機械的な音で動くパソコンと吸い散った煙草の灰と
別人格が売春するために買ったらしいゴムと歩き回る生きてないモノたちと
眩暈がする蛍光灯と開かれないままの教科書達と棄てられる事に躊躇わないゴミたちと
撫で回された記憶と生物の先生が買ってきた精子の顕微鏡の画面とウニの受精の瞬間と
糞を食べてでも生きてる気がしてならない現状
ノストラダムスを憎んでイシュに唾を吐いたまま女性器を持ってる自分の中に粒状の
忙しない脳内分泌を急かすものが這入ってきてそのまま私が私から別になる気になって
それでも私は私のままなのにどうしてわざと気付かれない場所に行くのだろうなんて
想いながら体は勝手に動作し続けて眠りに堕ちるまでまた数時間この状態のまま続く
続く続く続く続く続く リビドーのリピートを訴える人間に挿し揚げるモノを探して
泣きながら床の上で自分の首を絞めるような感覚。
気持ち悪。
死ねよ自分。
とか 久々に言ってみたりして
言えるうちが華なんだよ ははははは
急激に痩せた体がバスの揺れに耐えてるのを横目で見ている感じがして慌てて
私が耐えてるんだって言い聞かせた
馬鹿みたい
頭の中から聞こえるのは破瓜の症状だって言っても誰も信じてくれないから
今更もうどうでもいいんだけど 未だ言葉に傷つく自分が子供染みて哀れで
いっその事殺してあげたいくらいの気持ちになる。
私が親ならきっと殺してた だろう なんて想像してまた笑いが止まらなくなって
丁度いい気分だから女の子がモノ扱いされるビデオとかゲームとか動画とか探して
観てみたらまた笑いが止まらなくなって涕が出て狂い死ぬかと思ってる中で
狂い死ね 叫ぶ自分の声で留まる繰り返し 朝焼け
私にはナイフがないから 君にはナイフがあるのに
榎本ナリコさんの漫画を思い出す そう言えば私は何も持ってないんだ
手に入れなきゃならない事を知って面倒な体が剃刀を探そうとすると 途端に15分
時間が勝手に経過してて それもまた繰り返し繰り返し
何を想えば 何を望んでるのか理解出来て それが手に入るのか考えたくもない
いつも外に出れば殺される事や目の前で事故が起きて人が死ぬ事を待ち望んで歩いてる
トクベツになりたい気持ち そういえば高校入学のころに多重人格に憧れてた事を
思い出して ああそう言えば…って気持ちが理解出来るから何も言えない。
いきなり髪の色や目の色が変わってファンタジーの世界みたいに魔法みたいなものが
使えて 気に入らない人間は片っ端から殺せるような人格を希望1
内気で何を言うにも相手の顔色を伺ってなかなか自分から物事を言い出せない
女の子らしい女の子でふわふわしてるような人格を希望2
知的で冷静で何事にも動じないで沈着したまま思考を巡らせて最善の結果を
頭の中で理数的に組み立ててそれを実行する人格を希望3
キリのない思春期の妄想に苛々しながら現状と比べ合わせて
気持ちが解るからこそ何も言えないまま蹲る自分自身 何も変わらない私
マスカレードに参加して6つの仮面をもらって気分満悦な中に
要らない自分が入り込んで何もかも「設定」が無駄になって
「貴方病気ですよ」なんて言われる事に慣れてたはずなのに 嘘嘘嘘だ信じて止まない
世の中には貴方より不幸な人間が沢山いるんですよ。
だからナンだっての?自分が不幸だ?他人の不幸だ?
殺されてもいいよ別に
それは嘘
いつも通りのただの衝動的な発作に近い馬鹿らしい文章の羅列
愛想をつかされても 私以外に恋人がいるって不便だね
同じ体なのに 全部 もういいや
もういいよ 今だけ。
2004年10月22日の日記より*Sea-la*