てんしがイル あくまもココに

神サマは  いるかをコロシタ
ちもひとつ のこさず
ゆるせない  イノチは ふたつ
だめになったね  おんなじ

シニタカッタ
コロシテホシカッタ  いまも
くだらないめで みる
ヒトから  にがす方法
それひとつ


てんしがイル あくまもココに
救おうか  指を 切ろうか
愛そうか  ウラギッテ 他を
しってる  わたしは
なにでもない  ナレナイひと



カラダから こわされて なげた
あたまより イタくて
わすれたい  ナイフのさびた
ごとんと おちて  サヨナラ

シニタカッタの?
モウ ダイジョウブ なんて
くだらない 嘘  ツク
からまり ひいて ちぎれた
せなかカラ…

てんしがイル あくまもココに
抱かれてた  汚サレタ
愛されて  アイセナイ ダレも
けがする かたてで
そらも とばないハネ ばたつく

てんしがイイ?  あくまがイイノ?
ココロまで  こわされて
いえないかぜ  また ふきはじめた


20010319発行詩集Flower Basketより。


頭の中を整理せずに書くと こんな詩ばかりになります。
無闇にカタカナ表記って 好きじゃないから 公開したりはしないけれど
これは 響きが良いほうかな?って思って詩集にも載せちゃいました。

言葉を、その人の中で 響かせて欲しいんですよね。

例えば「モウ ダイジョウブ なんて  くだらない 嘘  ツク」の部分
「大丈夫だなんて、くだらない嘘をつくな」っていう解釈とか 「大丈夫ですって?なーんて くだらない嘘!」と解釈したり。
本来言うべきじゃないのだろうけれど 詩集を読んだ人から

「これはこういう意味で 合ってますか?」って聞かれたんですよね。
そりゃ 書く以上  それなりに訴えたいことはありますが…
それよりか、見た人の中で  少し違った形になったほうが  私は嬉しく想います。

なんだかお邪魔なコメント付けちゃってゴメンなさい★



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