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本田のあゆみ |
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本 田 実 |
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1913年2月26日
鳥取県八頭村（現八東町）の農家に生まれる |
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1990年 8月26日 永眠 |
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新彗星12個、新星11個発見、 |
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鳥取県八東町名誉町民、岡山県倉敷市名誉市民 |
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略 歴 |
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1913年2月26日 |
鳥取県八頭郡八頭村（現八東町）の農家の長男として生まれる。 |
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1927年ごろ |
少年のころから星に興味をもち、少年雑誌の広告に載っていた28ミリシングルレンズを購入し、望遠鏡を自作、土星の環や木星の衛星を初めて見る。 |
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1932年 |
上記の望遠鏡で金星の近くに彗星状のものを見つけ花山天文台へ報告した．しかしこれは誤りであったが、これがきっかけで花山天文台長山本一清博士の指導を受けることになる。 |
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1932年3月3日 |
神田茂著「彗星の話」を読み、日本人に彗星の発見が非常に少ないことから、自身で彗星捜索を決意する。 |
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1936年6月19日 |
北海道の皆既日食のとき山本一清博士のはからいで黄道光の観測のため京都大学の観測班に同行。 |
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1936年9月～10月 |
京都大学の嘱託で台湾の阿里山で黄道光観測を1カ月間行う。 |
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1936年12月 2日 |
山本一清博士が開設した黄道光観測所（広島県沼隈都瀬戸村＝現福山市）の観測員となる |
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1940年10月4日 |
はじめての新彗星「岡林・本田彗星」（1940Ⅲ）を発見 |
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1941年 1月21日 |
「フレンド・リース・本田彗星」（1941Ⅱ）を発見 |
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1941年 4月1日 |
倉敷天文台台員として着任する。 |
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1941年 7月30日 |
慧（さとる）夫人と結婚 |
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1941年 8月1日 |
応召（中国東北部、シンガポール作戦などに従軍） |
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1942年 5月 |
従軍中、英国軍が捨てていったレンズを拾って組み立て、戦地でグリグ・スキェレルプ周期彗星を独立発見した。 |
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1946年 5月 |
復員 |
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1947年11月14日 |
戦後初めての新彗星「本田彗星」（1947Ⅹ）を発見 |
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1948年 6月 3日 |
「本田・ベルナスコニー彗星」（1948Ⅳ）発見 |
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1948年12月 6日 |
「本田・ムルコスパジュサコバ彗星」（1948ⅩⅡ）発見 |
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1952年 |
財団法人倉敷天文台主事となる。 |
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1953年 4月13日 |
「ムルコス・本田彗星」（1953Ⅱ）を発見 |
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1955年7月30日 |
「本田彗星」（1955Ⅴ）を発見 |
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1962年4月29日 |
「本田彗星」（1962Ⅳ）を発見 |
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1964年6月10日 |
「富田・ガーバー・本田彗星」（1964Ⅳ）を発見 |
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1965年1月1日 |
財団法人若竹の園副園長に就任 |
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1967年7月28日 |
財団法人若竹の園園長に就任 |
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1968年5月1日 |
「多胡・本田・山本彗星」（1968Ⅳ）を発見 |
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1968年7月7日 |
「本田彗星」（1968Ⅵ）を発見 |
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1968年8月31日 |
「本田彗星」（1968Ⅸ）を発見。12個目の新彗星発見で現役で最多となる |
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1970年 2月14日 |
はじめての新星「へび座新星」（FHSer）を単独発見 |
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1970年 4月15日 |
「わし座新星」（V1229Aql）を単独発見 |
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1975年 8月29日 |
「はくちょう座新星」（V1500Cyg）を発見 |
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1978年 3月1日 |
「へび座新屋」（SWSer）を単独発見 |
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1978年 8月21日 |
「こぎつね座新星」（PUVul）を発見 |
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1980年10月28日 |
「いて座新屋」（V4065Sgr）を単独発見 |
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1981年 4月 3日 |
「みなみのかんむり座新星」（V693CrA）を単独発見 |
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1981年 6月16日 |
賀陽町内黒岩山山頂（約380㍍）に彗星、新星捜索の専用観測小屋を建設 |
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1982年1月28日 |
「わし座新星」（V1370Aql）を単独発見 |
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1982年10月 4日 |
「いて座新星」（V4077Sgr）を単独発見 |
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1984年12月 2日 |
「わし座新星」（V1378Aql）を単独発見 |
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1987年1月26日 |
「ヘルクレス座新星」（V827Her）を発見 |
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1988年10月 3日 |
賀陽町の観測小屋を「星尋山荘」と名付ける |
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1990年 8月24日 |
星尋山荘にて1453回目の観測を行う
（これが最後の観測となる） |
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1990年 8月26日 |
没 |
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＊ 彗星、新星の発見日時はJST（日本時） |
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2008.01.16. 一部訂正 |
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| 賞 歴 |
| 1947年11月14日 |
ドノホーメタル受賞（ASTRONIMICAL SOCIETY OF THE PACIFIC）
ドノホーメタルは上記のほか
1940年10月4日 1948年6月3日 1948年12月6日の計4回受賞 |
| 1948年 |
第1回倉敷市文化賞 （倉敷市） |
| 1949年 |
第1回岡山県文化賞 （岡山県） |
| 1949年 |
第6回中国文化賞受賞（中国新聞社） |
| 1955年10月 |
日本天文研究会表彰 （日本天文研究会） |
| 1957年6月 |
ライオンズクラブ（倉敷）発会記念表彰（ライオンズクラブ） |
| 1963年11月 |
紫綬褒章を受賞（日本政府） |
| 1969年 |
山陽新聞社賞（山陽新聞社） |
| 1976年5月 |
日本天文学会神田茂記念賞（日本天文学会） |
| 1983年9月 |
三木記念賞（岡山県） |
| 1985年4月 |
第19回吉川英治文化賞（吉川英治国民文化振興会） |
| 1985年12月 |
鳥取県八東町名誉町民賞 （八東町） |
| 1987年6月 |
フランス天文学会100周年記念賞（フランス天文学会） |
| 1988年8月 |
東亜天文学会賞 |
| 1989年3月 |
星の手帳社 第7回「チロ賞」（星の手帖社） |
| 1990年8月26日 |
倉敷名誉市民証 （倉敷市）、
社会福祉事業功労賞（岡山県民間社会福祉事業従事者育成財団 |
| その他 |
アマチュア天文学金賞
（AMATEUA ASTRONOMERS ASSOCIATION NEWYORK CITY）
日本天文学会賞19回 （日本天文学会）
日本天文学会功労賞4回（日本天文学会）
OAA賞2回受賞 （岐阜天文台）
東亜天文学会賞 （東亜天文学会）
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