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木製鏡筒 |
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開口部 |
四角い木製望遠鏡は、口径15cmの主鏡をおさめていました。
本田実先生が、1940〜1948年までの初期の4個の新彗星を発見した手製の望遠鏡です。
この望遠鏡の木製の鏡筒は、星尋山荘の西隣に建てられた物置から、見つかりました。
この木製望遠鏡が星尋山荘で使用されたとは考えられません。
不思議なことに、15cm焦点距離91.5cmの木辺鏡などの光学部分は取はずされており、今もなお行方がわかっておりません。
この15cm木辺鏡がどこにあるか、倉敷天文台で探しております。
所在が分かるだけでよいのです。もし今もこの反射鏡が現役で活動しているならこの上ない幸せなことです。本田実先生も天界で喜ばれることでしょう。
お心当たりの方がおられましたら、お知らせいただければ幸いです。
なおこの木製鏡筒は、倉敷天文台内の「原澄治・本田実記念館」(倉敷市中央2丁目19-10)に展示しております。
−写真と文、監物邦男(倉敷天文台)− |
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