| ボケないための心がまえ |
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ものを取りにきて、はたと何を取りに来たか忘れてしまい、元の場所に戻って、ああそうだったと思い出す … そんな経験は 年をとるに従ってだれもが経験するもの。 しかしそれがかなり頻繁に起こるようであれば、痴呆のことが心配される。 今、40〜50歳の働き盛りの人が痴呆になるケースが増えているようだ。いわゆる若年痴呆。 平成15年7月厚生労働省発表の、日本人の平均寿命は、女性(85歳)男性(78歳)。世界一の長寿国である。しかし、長生きになった一方で、何かの病気にかかる高齢者が増えているという。 痴呆の介護を心配する前に、まず自分自身がそうならないように心がけることがもっと大事ではないか。 おやじの介護体験から、自分だけはこうなりたくない、という思いが強く、今いろいろなことを心がけ、実行している。 その一部を紹介しながら、ぼけないための心がまえについて考えてみたい。 |
その前に、痴呆症についての若干の知識
- 痴呆症の種類
「脳血管性痴呆」「アルツハイマー型痴呆」「その他混合型」
・その比率は、現在はアルツハイマー型が50%ほどを占め、その比率は年々増えているようである。
・脳血管性痴呆は、脳梗塞や脳出血が引き金となり、脳が部分的に冒される症状。生活習慣病を注意すれば防げる。どちらかというと男性に多い。
・アルツハイマー型は、脳全体が萎縮して生じ、徐々に進行する。残念ながら原因などはまだ明らかにされていない。人格も変ってくる。どちらかというと女性に多いようだ。
- 痴呆になりやすい人・・・
・脳血管性痴呆は、日頃から高血圧や脳梗塞などの症状のある人。従って、血圧、脂肪などのコントロールで防げる。
・アルツハイマー型は、過去に打撲や転倒などで脳に悪影響を及ぼしたことのある人。そして、性格的には、内向的性格(社交的でない、人にとけこめない、無口、閉鎖的・・・)、頑固、しゃくしじょうぎ、気難しい・・・。これらを一言でいうと、自分本意な人。「気配り」が足りない人。
現在いろいろな調査が行われているが、アルツハイマーはまだまだ未知な部分が多い。
- 痴呆を防ぐにはどうしたらよいか・・・
痴呆は脳の病気。従って痴呆の予防は「脳の老化を防ぐ」ことにつきる。
脳を鍛えること、頭を使うこと。
平成15年7月2日の日経新聞に、次のような東京都老人総合研究所の研究グループの研究結果の記事が載っていた。
「これまで防ぎようがない病気だと考えられていたアルツハイマー性痴呆症は、脳を鍛えることで、ある程度予防が期待できることが分かってきた。
毎日のほんのちょっとしたことで脳を鍛えることが出来る。
・毎日寝る前に、その日の出来事や会った人、食べたものなどを思い出してみる。
・一点集中でなく、2〜3のことを同時にやってみる。(テレビドラマを見ながら家事をやるなど)
・新しいものに挑戦する(これまで作ったことのない料理、ちがったやり方…)」
「読み・書き・そろばん(計算)」のすすめ
昔の教育の基本である「読み・書き・そろばん」が 忘れ去られようとしている。
今は、読まない、書かない、計算しない … 。これでは脳はどんどん老化する。
痴呆症が増えているのは、このへんに最大の要因があるのではないか。
「読む」
読むということは、脳の活性化にいいと言われているが、今、あまり活字を読まなくなっている。平成15年6月に発表された文化庁の世論調査で、「全く読書しない」が37%。
たしかに ほとんどの情報は テレビやラジオ等で 目と耳からどんどん入ってきて読まなくても不自由しない。これでは、どんどん脳の老化が進行する。
なんとか もっと活字をよむ時間をとりたいと思う。
ところで、ボケないために、古典文学に挑戦してみませんか。
千年の長きにわたり読みつがれている、わが国が世界に誇る文化遺産「源氏物語」。このホームページの中で「源氏物語入門の入門」を開いています。
物語の内容、あらすじ、系図等をできるだけわかりやすくまとめています。
<ここ>をクリックしてのぞいてみて下さい。きっと眠っていた何かが目をさますかも知れません。
「書く」
ワープロの普及で 書く機会も減り、書く字も へたになった。
年賀状の宛て名が ワープロで印刷されてくると ダイレクトメールがきたようで あまり良い気はしない。
たまに 直筆の達筆に出会うと 胸のときめきをおぼえる。
せめて 筆ぺんででも、宛て名くらいは 書くようにしたい。
そして、なんとか 忘れた漢字をとりもどしたい。
・自身の経験から、これまでに よくまちがえた漢字や まちがえやすいものをいくつか拾ってみた。
(誤) (正)
感違い・・・・・勘違い
軽卒・・・・・・軽率
講議・・・・・・講義
接衝・・・・・・折衝
応待・・・・・・応対
幣社・・・・・・弊社
配付・・・・・・配布
中味・・・・・・中身
原価償却・・・・減価償却
質議応答・・・・質疑応答
是か否か・・・・是か非か
名儀書き換え・・名義書き換え
三味一体・・・・三位一体
・最近は、すぐ ひらがなで済まそうとしがちであるが、辞書で調べたりして もっと漢字を使うべきと 反省している。
漢字はとても奥が深い。一文字一文字に謎がかくされています。ボケないためにその謎を追ってみませんか。 このホームページの中で、漢字あれこれのページを開いています。題して「目からウロコの源字物語」。
<ここ>をクリックしてのぞいてみて下さい。きっと目からウロコが落ちるかも知れません。
「そろばん」(計算)
・最近は、そろばんを使う人がほとんど見かけなくなった。
少なくとも 足し算、引き算は 電卓より 圧倒的に早い。 ゼロや+、−をいちいち打つ必要がないし、数字のしくみが頭に入り、暗算にも結び付く。
・昔は、塾といえば 珠算塾のことで、競争で 検定試験をとったものだが。
・ 中学1年の数学を思い出してみよう(子供、孫との対話。信頼と尊敬を得るためにも…)
引き算:(+2)−(−3)=+5 … (引く数の符号を変えて足す)
かけ算:(+8)×(−7)=−56 、 (−4)×(−3)=+12(異符号はマイナス、同符号はプラス)
わり算:(−8)÷(+2)=−4 、(−8)÷(−4)=+2(割る数の逆数をかける)
まじった計算:4−3×2=−2 … (かっこがなければ、かけ算を先に計算)
方程式: x+5=8 … 符号を変えて移項する。 x=3
方程式の応用問題に挑戦を … 脳を鍛えるのにいい。
感性をみがこう
常に 心に刺激を与え、感じ取る。そして 新しいものに挑戦する。
「楽器のすすめ」
・ このあいだ、NHKのためしてがってんの番組で、楽器による痴呆予防が取上げられていた。
ピアノなどの楽器を習っていると脳の「前頭前野」という部分が働いて痴呆予防に効果があるという。
楽器は電子化されて、だれでも簡単にできるようになっている。電子ピアノは、押すキーを光りで、指は声で教えてくれる。イヤホーンでひとりでこっそり出来る。
今、これに夢中。この年になって、両手でピアノが弾けるなんて思わなかった。
「カラオケ」
・ 腹式呼吸で健康にもいい、ぼけないためのいいクスリ
・ カラオケの秘訣
@ 腹の底から大きい声でうたうこと。プロのまねをしない。自分流がいい。
A うまく歌わない。うますぎると皆から嫌われる。 うまくないほうが、みんなに喜ばれる。 (カラオケぎらいの人は、うまくうたおう、いいところを見せよう という気持ちが強い)
B いつも同じ歌ばかり歌わない。新しい曲への挑戦。 ボケのクスリにもなる。… インターネットカラオケでこっそり新曲を。
「折り紙」
・日本古来の折り紙も 最近 あまり見かけなくなった。
子供の遊びと思われがちだが、手先と頭をつかうので、むしろ熟年向きとおもうが どうか。 創作折り紙となると ものすごく奥が深い。・私の 得意は カンガルー、にわとり、花かご といったところ。
以前は おめんや七面鳥、牛 等複雑なものもこなしたが すっかり忘れてしまった。 そのうち 折り紙の動物園でも作りたい。
・そろばん も 折り紙も 要は 手先を使うことが ボケのクスリです。
「ユーモア」
・テレビ番組の「笑点」がおもしろい。のど自慢とともに少ない長寿番組のひとつ。
洒落とトンチがいっぱいのナンセンスな世界。そこにはむずかしい理屈や理論は存在しません。
いつもユーモアに自然とついていける精神状態にあれば最高でしょう。笑う門には福来る。笑いは、ボケない最高のクスリかもしれません。
四字熟語のもとの文字を文字(もじ)った、創作四字熟語を作っています。
洒落と風刺をきかせた、漢字の四コマ漫画です。 <ここ>をクリックしてのぞいてみて下さい。少しでもユーモアが感じられれば幸いです。
「知的遊び心」
頭の運動不足を解消するための知的遊び心として、「クロスワード・パズル」をおすすめします。
今やクロスワードの人気もすっかり定着して、電車の中、駅のベンチで、会社の昼休みなどで、えんぴつ片手に、マス目と首っ引きになっている姿を良くみかけます。
私もすっかりはまってしまい、ついに問題作りにまで発展してしまいました。毎月ひとつづつ、その時の話題をおりこみながら作っています。そして、このホームページの中で開いています。
もし興味がありましたら、<ここ>をクリックしてのぞいて見て下さい。知的遊び心をくすぐるかも知れません。
「もじり百人一首」というページも開いています。
百人一首にはほとんど無関心な門外漢でしたが、もじりながら原作品を理解し、その奥深い魅力にとりつかれてしまいました。(原作品のわかりやすい解説も掲載しています)
愚作、駄作もろもろ・・・、もしこれも興味がありましたら、 <ここ>をクリックしてのぞいてみて下さい。
「もじりことわざ」というページも開いています。
古くから人々に言いあらわされたことば。この「諺」をより理解し活用するために、洒落てもじってみた。現代のパロディー、新しいことわざです。もしこれも興味がありましたら、 <ここ>をクリックしてのぞいてみて下さい。
「まとめ」
1.ぼけないための 「 か・き・く・け・こ 」
- 「か」… 感動・感激(喜んだり、悲しんだり、興奮を覚えることが老化を防ぐ)
- 「き」… 興味・緊張(何事にも興味を持ち、適度な緊張感を保つ)
- 「く」… 工夫・苦心(創意工夫と新しいことに挑戦。楽をしようとしない)
- 「け」… 健康・献身(健康は当然。世の中に身を捧げる心を持つ)
- 「こ」… 好奇心・向上心・行動力(口動力・考動力)
2.ぼけないための、「3つの心」
3.ぼけないための、「3つの合い言葉」
- 「あそび心」、「おしゃれ心」、「ユーモアの心」
- 「鍛えて・磨いて・きらめいて」
- 「持ち味・切れ味・かくし味」
- 「目配り・気配り・思いやり」
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