喜んでくれる人がいる。 そのことが、支えになっている。 


あることがきっかけで、施設でお年寄りに楽器を演奏して楽しんでもらおうと慰門ボランティアを始めた。
それは、大変な勇気と度胸だったが、親身で世話してくれる施設の職員・スタッフへの感謝の気持ちが背中を押した。しばらくお世話になった施設を中心に、「楽団ひとり」活動が続いた。

その後、ひとりの活動に限界を感じていた頃、同じように3人で活動しているグループからお誘いがあり、そこに仲間入りして活動が活発化した。

現在、5人の気の合った仲間同士気ままに自由な発想で活動している。各自得意な楽器を持ち寄って鳴らす「寄せ集め楽団」だが、それでも音を重ね合わせると、また違った雰囲気を醸し出す。上手いへたはともかく、身体に伝わってくる音の響き、ひろがり、ハーモニーは心地いい。一方で、音づくり、音を合わせる難しさを実感している。

へたでもいい。喜んでくれる人がいる。そのことが支えになっている。


もくじ
1.「きっかけ」と「経過」

2.「アンサンブル・おぬま」 演奏会の記録

3.「私の楽器遍歴」

4.「雑 感」

5.番外編 : 「ぼけないためのバイオリン」

ボランティアでお年寄りを支え、自らも、人に頼らず介護されないように心がけていきたいと思う。
「生涯現役」ならぬ「生涯現ボラ」。いつまでもボランティアをする側でいたい。