湘南港ヨットハウス



湘南港は、1964年、東京オリンピックのヨット会場として江の島の一画を埋め立てて建設されました。我が国の公共ヨットハーバーの草分け的な存在であり、今日までマリンスポーツの拠点として多くの人々に親しまれてきました。

その中に建つヨットハウスは、谷口吉郎と山田水城の設計、清水建設の施工による鉄筋コンクリート造三階建て、延べ床面積3,575uの建物です。神奈川県の施設ですが、現在は指定管理者が管理運営を行っています。内部には、関係団体の事務所、会議室、レストラン、売店などがあります。
公共の建築物であり、本来は誰もが自由に出入りできる施設ですが、実際にはヨット関係者などの利用に限定されています。

歴史のある江の島に建てられた施設ですが、近代的でシンボリックな外観は、長い年月を経る中でヨット関係者の多くが深い愛着を感じているようです。今日では地域の貴重な景観資源となっていると思われます。残念ながら老朽化が著しく、耐震性も弱く、安全性が大きな課題になっています。そのため、神奈川県による建て替え計画が進行中で、市民に開かれた新しいヨットハウスが数年のうちに建設される予定です。



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