インド洋から護衛艦「いかづち」が横須賀へ帰港


 護衛艦「いかづち」は平成20年4月20日に横須賀を出港し、インド洋上での補給支援任務を終え、平成20年9月4日1050残暑極めて厳しい中、横須賀総監部Y−4岸壁に接岸した。
 
 待ちわびていた家族を前にした係留作業の中に、任務を完遂した乗員の日焼けした逞しい姿が見受けられた。1130林防衛大臣が、家族約300名、関係者多数が待ち受ける中到着、栄誉礼の後、1135海上幕僚長、自衛艦隊司令官等を伴い「いかづち」へ乗艦、間髪を容れず大臣旗が「いかづち」のマストに翻った。
 
 艦内で派遣部隊指揮官第2護衛隊司令箕豊隆1佐の帰国報告があり、引き続き岸壁にて林大臣及び自衛艦隊司令官の訓示がそれぞれ行われ、任務の完遂が称えられた。特に大臣からは、次期特措法成立に全力で取り組む決意が述べられた。

 湘南水交会からは、支部旗と共に、理事長始め会員数名が出迎えに参列し、4ヶ月に及ぶ「いかづち」乗員のご苦労に感謝すると共に、無事の帰国を共に喜んだ。同じ行動をした補給艦「ましゅう」は、同日母港舞鶴に入港した。現在インド洋では「いかづち」、「ましゅう」と交代した、補給艦「はまな」及び護衛艦「ゆうだち」の2艦が給油活動を継続中である。

                                        (清崎理事長 記)