航空部隊(厚木航空基地)研修及び懇親会 

 

 102日(木)午後、落合会長他、77名の会員が厚木航空基地の部隊研修を実施した。1430からターミナルビルの会議室で高橋4空群司令のご挨拶をいただき、中島4空群首席幕僚から「厚木基地及び4空群の概要説明」を受け、引き続き小松51空司令から「航空機の開発状況等」と題して講話をいただいた。高橋第4航空群司令からは、ウエーブ(婦人隊員)を含めた隊員の活躍の状況が、中島首席幕僚からは、厚木基地の沿革及び特色並びに硫黄島、マーカスを含めた任務の概要等が、また、小松司令からは、51空の概要、次期対戦哨戒機、救難機、艦載ヘリコプター等の開発・導入の状況等についてお話をいただき、会員一同、海自航空部隊の活動の現状に頼もしさを感ずるとともに、我が国の航空技術の素晴らしさに感激していた。ただし、燃料高騰によるしわ寄せが教育訓練にも及んでいることは気に掛かるところである。

 このあと2班に分かれて構内の見学と資料室の見学を実施した。丁度この日は、次期対戦哨戒機XP―1が着陸するところをカメラに収めることができた。

 1730から、会場を士官クラブに移し、会員76名のほか、部隊等から松岡空団司令官、高橋4空群司令、川村厚木航空基地隊司令をはじめ所在部隊指揮官及び各隊先任伍長等多数の来賓をお迎えして懇親会が行われた。始めに落合会長の挨拶、来賓紹介が行われ、続いて来賓を代表して松岡航空集団司令官からご挨拶があり、当日の参加者中最年長の海兵73期の川浪顧問の乾杯の音頭により歓談に移った。現役の指揮官及び先任伍長等を囲んで、最近の海上自衛隊の活動や各種のエピソードなどの話に花が咲くとともに、会員相互の旧交を温める中、功刀副会長の締めの乾杯により、盛会のうちに懇親会は終了した。

本部隊研修に際して、多大なるご支援をいただいた厚木航空基地隊始め関係の皆様に感謝申し上げます。
 

                                         (武田常務理事 記)




                                           (武田常務理事 撮影)