全国戦没者慰霊大祭及び神奈川県戦没者追悼式に参列

猛暑の中、8月15日(水)09:00から靖國神社拝殿において第37回全国戦没者慰霊大祭がしめやか
に執り行われ、湘南水交会から星担当幹事と鈴木担当幹事の2名が参列した。

大祭は国歌斉唱(伴奏:拓殖大学吹奏楽部)に始まり、修祓(御祓い)、献饌、祝詞奏上と進み、祭文奏上
では「英霊にこたえる会」の中條高コ会長(陸士60期)が、「東日本大震災後の厳しい復旧・復興の現実に代
表されるように、今や内憂外患、累卵の危うき状態にある祖国日本だが、ご英霊のご期待に応えるべく、一丸
となって、被災地の復興、再生日本を目指し、努力精進していくことを誓うと共に、ご英霊のご加護を祈念す
る」旨述べられた。その後、偕行合唱団による献楽(ふるさと、同期の桜、海ゆかば)があり、最後に参列者
総員が本殿に玉串を奉奠し散会した。

大祭には「英霊にこたえる会」の関係者、数名の国会議員、統合・陸・海・空の各幕僚長(各代理)並びに
各県遺族会等が参列した。

また同日、全国戦没者追悼式に合わせ、11:30から神奈川県戦没者慰霊堂(横浜市港南区)において、財
団法人神奈川県遺族会主催による平成24年度神奈川県戦没者追悼式が行われ、湘南水交会会長が参列した。

黒岩神奈川県知事はじめ来賓約40名、遺族代表約110名の参列者で慰霊堂は満席であった。県知事及び
県議会議長の追悼のことばに引き続き参列者による献花が行われた。そしてテレビ画面に映し出された天皇、
皇后両陛下をお迎えしての全国戦没者追悼式に合わせて、12:00に黙とうを行い追悼式は厳粛な中終了した。

神奈川県戦没者慰霊堂は昭和28年11月5日に完成し、明治以来の戦死された旧軍人、軍属、一般戦災死
者、及び外地死没者5万8000余柱が祀られている。慰霊堂はかなり広い小高い丘に建てられており、早く
も終戦67年目の夏を迎え、沢山の蝉の声が響き渡っていた。

                            (清ア会長、鈴木担当幹事 記




                        (星、鈴木担当幹事 撮影)