海上自衛隊第2術科学校開校50周年記念式典に参列  


 
104日(土)1230から第2術科学校体育館において、同校開校50周年の記念式典が挙行された。式典には蒲谷横須賀市長、木村横須賀商工会議所会頭、ジェームズ・D・ケリー在日米海軍司令官、泉自衛艦隊司令官、林崎水交会会長をはじめ来賓多数が招かれ、湘南水交会からは会長代理として功刀副会長元副校長等関係会員多数が出席した。

 式典では、竹口校長から、昭和27427日、海上自衛隊の前身である海上警備隊がこの田浦の地に誕生し、昭和282術校の前身である警備隊術科学校が発足し、以来海上自衛隊術科学校、同横浜分校の変遷を経て昭和3341日海上自衛隊第2術科学校となったことが紹介された。
 また、この地は海上自衛隊発祥の地であり、更に第
1、第3、第4術科学校の母体でもあり、旧くは海軍通信学校・海軍水雷学校が置かれた術科教育としてゆかりの深いところである。同校は、艦艇機関の術科教育の他、コンピューター時代に対応できる人材育成のための電算機教育、艦艇のあらゆる技術・造修を担う各種技術の専門家の育成、各種の留学生・PKO派遣要員に対する高度な英語教育、情報分野に人材を投入するための情報に関する教育等を実施しており、同校を修業した学生は、約4万6千名に達しており、毎年2千名にのぼる学生の教育と講習を実施しているとのことである。

 式典に引き続き同校の食堂で祝賀会が催され、竹口校長の挨拶、五百旗頭防衛大学校校長、木村横須賀商工会議所会頭の来賓挨拶に引き続き林崎水交会会長の乾杯の音頭で歓談へと移った。同会には米海軍の指揮官及び
2術校の英語講師としてボランティア活動中の米海軍夫人の方々、横須賀に所在する自衛隊の各級指揮官及び日米ネービー友好協会、その他協力団体等から多数が招かれ、盛会のうちに祝賀会は終了した。


                                            (武田常務理事 記)



                                           (武田常務理事 撮影)