派遣海賊対処行動水上部隊第12次隊の帰国を出迎え
従事した護衛艦「いかづち」が無事任務を終え横須賀に帰港した。湘南水交会からは
清ア会長、功刀顧問、古賀副会長、松岡幹事長等の会員が帰国行事に参列し、湘南水
交会の横断幕を掲げて「いかづち」艦長鈴木雅博2等海佐以下乗員180名の帰港を温か
く出迎えた。
護衛艦「いかづち」は、小泉進次郎衆議院議員をはじめ、部内外の関係者200名と、
300名を超える派遣隊員家族が見守る中、逸見岸壁に接岸し、鈴木艦長が松下自衛艦隊
司令官に帰国報告をした後、乗員は約半年振りの家族との再会に喜びを分かち合って
いた。また5月の出国行事にも参列された海軍の第2代「雷」(護衛艦「いかづち」
は、海軍から通算して4代目)の航海長であった谷川清澄元海将の姿もあった。
護衛艦「いかづち」は、5月11日(金)横須賀を出港、山崎浩一第5護衛隊司令
を指揮官として、佐世保から出港した護衛艦「さわぎり」とともに6月8日から9月
23日の間、ソマリア沖アデン湾において34回に及ぶ護衛活動を実施し、延べ150
隻の船舶の航行安全に貢献した。なお、同艦には4名の海上保安官が乗艦していた。
約半年間にわたり、厳しい環境下での任務を完遂し、国際社会の期待に応えた後輩
の姿に敬意を表したい。
(武田担当幹事 記)
(古賀副会長、武田・星担当幹事 撮影)