第4航空群 創設50周年記念行事に参加

第4航空群は、平成24年9月1日をもって創設50周年を迎え、去る1212日厚木航空基地に
おいて記念行事が開催された。なお式典の数日前からマスコミで報道されてきた北朝鮮のミサイル
12日(式典当日)の朝に突如として発射されたため、記念行事の祝賀会が急遽取り止められ、記
念式典のみ実施された。

第3航空隊の格納庫で行われた記念式典では、監視等の実任務が下令されていることもあって隊
員の一部が整列する中、第
20代4空群司令の松本哲雄氏はじめ歴代4空群司令と、地元綾瀬・大和
・座間各市長や市議会議長、並びに地元協力会等の支援団体の代表らが参列し、湘南水交会からは
清ア会長、小川(第
294空群司令)・星担当幹事他数名が他協力団体の代表として参列した。

第4航空群は1962年に下総航空基地にて発足し、幾度かの組織改編や運用機種の更新を経て、現
在は
P-3Cをもって我が国周辺の海上防衛の任にあたるとともに硫黄島、南鳥島にも基地を有してお
り、
1973年に厚木航空基地に移転した後は、米海軍と日米同盟の強化に貢献してきた部隊でもある。

来賓を代表して松本元群司令から、「湾岸戦争勃発当時、空母ミッドウエイの横須賀帰港に際し
て、艦載機をケアする任を負う米海軍厚木基地において乗員の慰労を米海軍が企画しているとの報
を聞き、地元の協力団体にその支援を依頼したところ、反対意見も多々あったが、結果的に物心両
面の多大な協力が得られた」旨の経緯などが祝辞の中で紹介された。

 記念式典に引き続き、格納庫前でP-3Cをバックに記念撮影、横須賀音楽隊による祝賀演奏会、
して
厚木航空基地慰霊碑前にて来賓、米軍、隊員事務官代表らによる記念植樹がそれぞれ行われた。

厳かな中にも地元市民らの理解や協力を得るとともに、日米友好の絆を育んできた第4航空群
50年
の歴史を思い起こすことができた式典となった。

        (星担当幹事 記)


 

  

 

                                 (星担当幹事 撮影)