護衛艦「さわゆき」の自衛艦旗返納行事に参加

 平成2年4月1日(月)午前10時から、海上自衛隊横須賀基地の吉倉桟橋において、護衛艦「さわゆき」の除籍に
伴う自衛艦旗返納行事が行われ、就役以来
29年間にわたり「さわゆき」艦尾に掲揚されてきた自衛艦旗が「さわゆき」艦長渡邉1佐から武居横須賀地方総監に返納された。

 同行事には、乗組員や来賓など約300名が参加し、湘南水交会からは落合、功刀両顧問、清崎会長、田中、古賀副会長、幹事長等8名が参列した。「さわゆき」は昭和59年2月15日「はつゆき」型護衛艦の4番艦として就役、第1護衛隊群第41護衛隊に配属された。その後護衛艦隊や横須賀地方隊に配属替えをしながら活躍し、護衛艦隊や横須賀地方隊の年度優秀艦にも選ばれた。また、米国派遣訓練や海上自衛隊演習において活躍するとともに、2年前の東日本大震災に際しては、発災後1時間で緊急出港し、以後約3か月にわたり災害派遣行動に従事した。その間の総行程は758,102マイル(地球35週分)、航海時間は63,403時間に及んだ。武居総監は、返納行事において、不撓不屈の精神力を持って任務を完遂してきた歴代の「さわゆき」乗員の努力を称えるとともに、愛艦精神を発揮して除籍準備に当たった最後の乗組員の労を多とし、新配置での活躍を祈念すると訓示した。     (松岡幹事長 記) 




 

 

                                  (功刀顧問、古賀副会長 撮影)