潜水艦「ずいりゅう」の入港歓迎行事に参加

 平成25年4月2日(火)、三菱重工業神戸造船所で建造されていた最新鋭潜水艦「ずいりゅう」(艦長:渡邉忍2等海佐)が母港となる横須賀港に初めて入港し、海上自衛隊横須賀基地の吉倉桟橋において入港歓迎行事が行われた。

「ずいりゅう」は、「そうりゅう」型潜水艦の5番艦で、AIP(Air Independent Propulsion:非大気依存推進)装備の潜水艦として、三菱重工業神戸造船所で平成21年3月16日に起工、平成23年10月20日、進水と同時に「ずいりゅう」と命名され、本年3月6日に就役し、横須賀に今回初入港となった。

当日は、春雨の降りしきる中にも拘らず、岸壁に集まった約300名を越える関係者や支援団体、家族等が見守る中で歓迎行事が行われ、渡邉艦長から松下自衛艦隊司令官に入港報告の後、司令官から「訓練を積んで、一日も早く戦力化して欲しい」と激励があり、また、吉田横須賀市長から「海上自衛隊の規律の良さや精強さは、普段から肌で感じていますが、訓練を積まれて任務に励まれることを祈念いたします」と旧海軍からの伝統ある軍港を抱える首長らしい祝辞が述べられた。

湘南水交会からは、落合、功刀両顧問、清ア会長、古賀副会長並びに前川、星、小松幹事等が「湘南水交会」の横断幕を掲げて入港を祝うとともに、「美しくみずみずしい龍」を意味する艦名のとおり、我が国周辺の海上防衛の中核をなす潜水艦として今後の武運長久を祈念した。
                                               (小松担当幹事 記

 

 

    

  (古賀副会長、星担当幹事 撮影)