水交会本部行事の体験航海に参加 

7月21日、恒例の水交会本部行事である晴海、横須賀間の体験航海が行われ、この催しに湘南支部所属の会員が多数参加した。

当日、1530過ぎ、午前から行われていた護衛艦「やまゆき」の一般公開が終わると、長蛇の列で乗艦開始を待っていた参加者が続々と艦に乗り込んで、上甲板前部、飛行甲板あるいは艦内へと流れて行った。特に艦橋にはこれから始まる色々な場面を見るべく、多くの人でごった返していた。乗組員が出航準備に取り掛かる頃、混乱を避けるため艦橋への出入りが制限された。艦橋内には湘南支部の多くの会員や家族、友人等が見受けられたが、初めて護衛艦での航海を体験するという人達も少なくなかった。

1620、定刻より10分早く、艦は出航用意のラッパと共に岸壁を離れたが、陸上では作業を行った海自の隊員、一般公開を支援した地本関係者等が送り、左舷に整列していた乗組員が「帽ふれ」で応えた。初めての人達は。これら出航準備からの一連の流れを非常に興味深そうに見ていた。

レインボーブリッジを過ぎ左に変針する頃「警戒閉鎖」が解かれ、艦橋内の緊張した雰囲気が和らいだ。艦が羽田空港の北側を通過する頃、着陸する旅客機が上空をかすめて飛来し、露天艦橋では歓声を上げたり写真を撮ったり大変賑やかだった。艦上が少し落ち着いた頃、全員ではないが、飛行甲板に集まった湘南支部の会員等で記念写真を撮った。今回の本部行事について聞いた処、口を揃えて、「楽しかった」「また参加したい」等、異口同音に話していた。

今回の体験航海で感じた事を周りの知人、友人に伝える事により、少しでも会員が増える事を希望してやまない。最後になったが、今回の行事に関係された「やまゆき」乗組員、水交会事務局、横須賀支部の皆様に謝意を表します。

                  (古賀副会長 記)

 



               (古賀副会長 撮影)