「厚木航空基地駅伝大会」を初支援!

 

3月17日(月)、風もなく本格的な春を思わせるような絶好の天候の中、海上自衛隊厚木航空基地において、2年毎に計画される基地駅伝大会が行われた。

大会には、硫黄島等に所在する隊員や米海軍も参加し、部隊ごと8組に組分けされた年齢別10個区間で競われた。

湘南水交会からは、清崎会長、古賀、田中両副会長、松岡幹事長をはじめ8名が応援にかけつけた。

湘南水交会は部隊支援の一環として、平成25年度計画に本大会の個人選手を対象とした表彰を行うこととなった。その内容は、10区間ごとにそれぞれ最短時間の走者に対して「区間賞」の「金メダル」、そして10区間すべての区間を通してベストタイム選手に贈る「ベスト区間賞」の「カップ」が、それぞれ開会式において清ア会長から大会会長である森田4空群司令に贈呈された。

各選手は、一区間2.3キロのコースを部隊の看板を背負い、厳冬訓練や日頃の訓練で鍛えた健脚をこの大会にぶつけるかのように力走していた。

コースの沿道には、各チームの応援団が陣取り、熱烈な声援を送っていたが、特になだらかな上り坂となる後半では、走者が苦しくなるところを見計らうかのように大きい声援を送っていた。また森田群司令も司令部・硫黄島チームのアンカーとして力走し、ひときわ大きな声援を受けていた。

結果は、強敵の司令部・硫黄島チームを降し、第4整備補給隊が殆どの区間でベストタイムを叩き出し優勝した。

競技終了後、「区間賞」として10名の選手へ金メダルが、そして「ベスト区間賞」は、区間を7分10秒で力走した第4整備補給隊の上野 海士長にカップがそれぞれ清ア会長から贈られその健闘を称えた。その時の上野海士長の満足げな笑顔が素晴らしかった。

なお、カップには彼の名前が記録されることとなる。

本大会では、女性の区間が1か所設けられており、米海軍チームの女性選手が、あと一歩でメダルに手が届かなかったことを悔やんでいたのが印象的であり、今回支援した甲斐があったとも感じられた。

海上自衛隊航空部隊も、国内外に於ける数々の厳しい任務遂行が求められている中、以前に比してこのような鍛錬行事は少なくなったような感じもするが、閉会後の懇談で、森田群司令から「今回のような個人表彰の支援はあまり例がなく、競技参加者にとって大きな励みになります。」とのお礼の言葉を頂き、湘南水交会としては、今後とも機会をとらえ水泳大会を始め厚木基地の支援を行い、部隊との絆を更に深めることの必要性を強く感じた駅伝大会であった。」

                                 (小松担当幹事 記)









                          (星担当幹事 撮影)