平成26年度練習艦隊横須賀入港歓迎行事に参列

 平成26年5月8日(木)五月晴れの中0845、練習艦隊司令官湯浅秀樹海将補のもと練習艦「かしま」、護衛艦「あさぎり」そして練習艦「せとゆき」の3隻が横須賀総監部岸壁に横付けした。平成26年度練習艦隊は、3月21日江田島の幹部候補生学校を卒業した実習幹部172名(内女性19名)を乗艦させ、近海訓練を実施した後横須賀に寄港したものである。

0940から岸壁にて入港歓迎行事が行われ、来賓として吉田横須賀市長からの歓迎挨拶があり、引き続き来賓の紹介等が行われた。そして9団体から司令官、各艦長はじめ各代表に対し花束の贈呈があり、湘南水交会からは清ア会長が実習幹部に対し贈呈した。最後に司令官から歓迎のお礼と、訓練に臨んでの力強い挨拶があり式は終了した。

湘南水交会からは、会長、功刀顧問、田中、古賀各副会長はじめ6名が出迎えた。

 今年度は、5月下旬から10月下旬まで約5か月環太平洋方面の遠洋練習航海であり、米国、パナマ、キューバ、ジャマイカ、メキシコ、ポリネシア、ニュージーランド、オーストラリア、パプアニューギニア、インドネシア、フイリピン等13か国、15寄港地に寄港する計画となっている。

なお、「せとゆき」艦長東 良子2等海佐(96幹候)は、遠洋練習航海部隊では初めての女性艦長であり、その活躍が大いに期待される。

 現在南シナ海、東シナ海における中国の力による海上覇権的行為に対し、我が国そしてASEAN10か国、米国がその国際法違反行為を強く非難している現状について、海自の将来を担う若い実習幹部の皆さん達が、本遠洋練習航海を通じ身をもってその認識を深めてもらいたいものである。安全なる航海を!

                                     (清ア会長 記)

  

 

(清ア会長 撮影)