（山本担当幹事 撮影）
第３９回全国戦没者慰霊大祭及び神奈川県戦没者追悼式に参列
本慰霊大祭は、「英霊にこたえる会」が主催したもので、全国各地から集まった参列者の人数が多く、本殿には入りきれないため手前の拝殿に整列した。大祭は、国歌斉唱に始まり、修祓、献饌、祝詞奏上の後、「英霊にこたえる会」の中條会長が祭文を奏上した。最後に行合唱団による献楽（ふるさと、同期の桜、海ゆかば）があり、８つのグループ毎に本殿に移動し玉串を奉奠し散会した。本殿は大木の杜に囲まれており、周囲の喧騒が全く聞こえず、時折心を洗うような涼風が吹き、静かな中で参拝ができた。
慰霊大祭を終え外に出ると、拝殿から神門にかけて参拝者の長蛇の行列ができており、その中には若い人の姿も多かったのが印象的であった。
また同日、全国戦没者追悼式に合わせ、１１：３０から神奈川県戦没者慰霊堂（横浜市港南区）において、財団法人神奈川県遺族会主催による平成２６年度神奈川県戦没者追悼式が行われ、県内の遺族会代表者、県内の関係団体等約１５０名が参列するなか、湘南水交会からは光中会長が参列した。
国歌斉唱の後、県遺族会会長の式辞に始まり黒岩県知事及び県議会議長の慰霊の詞が捧げられ、それに引き続き参列者による献花が行われた。献花の途中、武道館で行われた「全国戦没者追悼式」に併せて黙祷を行い、天皇陛下のお言葉を拝聴し、その後司会者の案内により湘南水交会を代表して光中会長も献花を行った。神奈川県関係者の戦没者は５万８千人超といわれているが、参列された遺族の方々のほとんどが高齢者の方にも拘らず、皆さん戦没者の慰霊のため酷暑をものともせず参列されていた姿に思わず頭が下がった。
全国戦没者追悼式において安倍総理大臣は「戦没者の貴い犠牲の上に今私たちが享受する平和と繁栄があることを片時たりとも忘れない。ふるさとへ帰還を果たしていない遺骨のことも決して忘れない。」と式辞の中で語られていましたが、今一の平和と繁栄の礎となられ方々への感謝の思いを改めて抱く機会になればと思った一日であった。
（光中会長、山本担当幹事 記）
（山本担当幹事 撮影）