掃海艇「はつしま」入港歓迎行事

19日(木)、ジャパンマリンユナイティド株式会社(鶴見工場)で建造されていた掃海艇「はつしま」(艇長 鈴木厚志 3等海佐)が母港となる横須賀港に初入港した。湘南水交会からは光中会長をはじめ7名が岸壁で湘南水交会の横断幕を広げて出迎えた。

当日は曇りがちで午後からは小雨が降り始める天候であったが、入港30分前には土砂降りの雨となり、最悪のコンディションの中の入港であった。我々は傘を差していたが、強い横風で雨が容赦なく吹き付け、ズボンも靴の中もびしょ濡れになってしまうほどであった。

15時30分に入港後、岸壁で入港歓迎行事が行われ、鈴木艇長から井上横須賀地方総監に入港報告の後、吉田横須賀市長から歓迎の挨拶、艇長、先任伍長、乗員代表の3名に花束が贈呈され、最後に鈴木艇長から挨拶があり行事は無事に終了した。この間、「はつしま」乗員及び出迎えのために整列した自衛官は激しい雨の中微動だとせず直立したままで、海上自衛隊の精強性を垣間見た感じであった。

「はつしま」は船体部がFRPで作製された「えのしま」型掃海艇の3番艇であり、世界最大級のFRP型掃海艇である。              
                                   (山本担当幹事 記)

         

 

(山本担当幹事 撮影)