潜水艦「こくりゅう」入港歓迎行事

 330日(月)、潜水艦「こくりゅう」が母港である横須賀港に初入港し、入港歓迎行事が実施された。湘南水交会からは、光中会長をはじめ7名が参列した。

 「こくりゅう」は、「そうりゅう」型の6番艦であり、平成22年度に計画された2900トン型潜水艦で神戸の川崎重工で建造された。艦名「こくりゅう」は、「北方を守る神聖な竜」を意味する「黒竜」に由来する。第2潜水隊群の第4潜水隊に配属された。

 最新鋭艦「こくりゅう」は、3月9日に就役し、同日、神戸を出港、慣熟を兼ねて約3週間をかけて回航された。

 静穏な春晴れ、桜花咲く中で、横須賀港沖に雄姿を現わし、10時に岸壁に接岸した。艦長の伊藤裕雅2等海佐をはじめとした乗員が式典会場に上陸し、歓迎会が開始された。

 最初に、伊藤艦長から鍛冶潜水艦隊司令官に入港報告が行われ、司令官から「早期戦力化に期待する」との訓示がなされた。田神横須賀副市長の歓迎挨拶の後、艦長、先任伍長、乗員代表3名に歓迎の花束が贈呈された。最後に伊藤艦長より、「乗員の全能力を発揮して任務に邁進していきます。」との趣旨で挨拶があり、式典を終了した。

                            (幹事長 植月政則 記)

 

 
 
(植月幹事長 撮影)