平成27年度湘南水交会総会・防衛講演会・懇親会を開催

湘南水交会は、5月25日(月)、横浜のホテルにおいて、平成27年度湘南水交会総会・防衛講演会・懇親会を開催した。

先ず、昨年の総会(6月開催)以降にお亡くなりになられた17名の会員のご冥福を祈り、「国のしずめ」の流れる中、物故者の氏名を読み上げ黙祷を捧げた。その後、叙勲の栄に浴された18名の会員を披露した。

総会は、光中会長の開会挨拶の後、@平成26年度の活動報告及び収支計算書並びに監査報告に関する報告、A平成27年度の活動計画及び収支予算書に関する報告、B平成27年度湘南水交会役員等(案)の選任を求める件、以上3件の議案が報告・提案され、了承された。

続いて、表彰状・感謝状の贈呈等に移り、会勢拡充に尽力された高鹿、星、森田会員へ表彰状が、今期で退任する松岡副会長、前川幹事、鈴木広報担当幹事、近藤総務担当幹事へ感謝状が贈呈された。また、新役員として選任された植月副会長、山本幹事長、関口幹事、小松・村上・中田・岩崎・福本・植松・堀井幹事 10名の新役員の紹介が行われた。

最後に、連絡事項として、史跡巡り同好会の活動状況等を連絡し、総会は終了した。 

総会に引き続いて、一般社団法人 日本郷友連盟執行役員の袴田忠夫氏を講師に迎え、「日本人としての誇り−日本近現代史再考」と題した防衛講演会を開催した。

袴田講師は、海上自衛隊を退職後、日本郷友連盟総合研究所の教育研究員として、わが国の外交上の大きなネックとなっている歴史問題に取り組んでおられ、本講演においては、明治維新以降の日本の近現代史に関し、@ なぜ明治維新を行わなければならなかったのか、A なぜ日清・日露戦争を戦わざるを得なかったのか、B なぜ日韓併合を行わざるを得なかったのか、C なぜ昭和の日本が戦争に追い込まれていったか、D なぜ大東亜戦争を戦わざるを得なかったのか、E 大東亜戦争は世界の中でどのような意義があったのか、以上の日本の歴史認識を左右する6つの節目となる項目に絞り込み、当時の世界情勢を色々な視点で見据えながら深く研究された歴史の真実(日本の歴史)について講演を実施して頂き、最後に「わが国が歩んできた近現代日本の歴史を誇りに思い、日本人としての誇りを取り戻すことが、今、何よりも求められている」と結ばれた。

本講話は、大変心に染み入るもので、参会者に深い感銘を与え、1時間30分の講演時間を終えた際には参加した70名を超える会員から盛大な拍手が沸きあがった。

 防衛講演会に引き続いて懇親会が催された。光中会長の懇親会開催の挨拶の後、来賓代表として掃海隊群司令 岡海将補からお言葉を頂き、落合顧問の乾杯の音頭で始まり、終始、和気藹々とした懇談が繰り広げられ、午後7時半、植月副会長の中締めで、盛会のうちに懇親会は終了した。 

                                   (植松担当幹事 記)

  

  

                           (植松、星担当幹事 撮影)