厚木航空基地支援団体連絡協議会が発足

 近年、自衛隊の活動範囲は安全保障環境の変化に対応して、拡大される傾向にあり、長期間にわたる派遣や緊急出動する隊員の家族を支援する機能が必要となってきている。

海上自衛隊では、平素から家族支援に関する取り組みがなされているが、関係する各支援団体においても、特に両親ともに自衛官である場合の家族支援について、何かできることはないかと、支援への取り組みが始まっている。

このような情勢の中、厚木航空基地では、平成2761日、日頃それぞれ個別の活動を行っている支援6団体が、隊員家族支援に関して相互に調整を行うための連絡協議会を設立した。

 参加団体は、隊友会県央支部、父兄会大和地区会、父兄会海老名・綾瀬地区会、水交会湘南支部、自衛隊厚木基地協力会、大和市自衛隊協力会の6団体であり、設立会合では、発起人としての松岡前湘南支部副会長が議長を務め、水交会湘南支部からは光中会長、安田幹事が同協議会の理事及び幹事として出席した。

同会合では、初代の連絡協議会会長として大和市自衛隊協力会会長の大昭三氏を満場一致で選出するとともに会則を制定し、協議会としての組織を整えた。

 今後は部隊側からの要望を受け、それぞれの団体の得意分野を念頭に置いて支援すべき事業を検討していくことになる。

 設立理事会へ来賓として参加された二川第4航空群司令からは、今後連絡協議会が6団体の窓口となって支援してくれるのは有難い、またこの連携が6団体の大きな輪となることを期待しているとの挨拶があった。

                                  (安田幹事 記)

 



(星担当幹事 撮影)