湘南水交会 艦艇部隊研修(体験航海)について

湘南水交会(光中義隆会長)は、10月8日(木)、湘南水交会の部隊研修の一環として最新鋭護衛艦「いずも」に乗艦し、横須賀総監部吉倉桟橋から横浜大桟橋間の艦艇部隊研修(体験航海)を実施した。

当日、早朝から横須賀総監部正門前にて受付を開始し、当会会員約150名が本企画に参加した。また、今回の企画については、横浜大桟橋までの貴重な体験航海であったことから、各協力団体(横須賀水交会、神奈川県自衛隊父兄会、JANAFA、隊友会武山・横須賀南・横須賀各支部、防衛協力会等)と合同での研修となった。

各協力団体の会長は、乗艦後士官室にて、第1護衛隊群司令 齋藤聡 海将補及び「いずも」艦長 吉野敦1等海佐と懇談し、今回の企画を快く受け入れて頂いたことに謝意を表した。

秋晴れの天候にも恵まれ、予定どおり逸見岸壁を出港した「いずも」は、在泊艦艇の見送りを受け、甲板上は研修参加者で溢れんばかりの賑わいとなった。その後は、記念写真の撮影や東京湾の景色を満喫しつつ体験航海を過ごし、特に、横浜ベイブリッジの下を航行する際は、あちらこちらから歓声とシャッター音が響きわたり貴重な経験ができたことに飛び切りの笑顔が溢れていた。予定よりも30分ほど入港が遅れたものの、横浜大桟橋に到着した会員は、安堵とともに素晴らしい研修に参加できたことに対し満足気な表情を浮かべていた。

研修後は、横浜大桟橋近くのホテルに移動し、約130名の参加を得て懇親会を催した。懇親会会場からは、横浜大桟橋をはじめ横浜ベイブリッジ等の素晴らしい景観が一望でき、護衛艦「いずも」の全形をやや上から見ることができるなど、体験航海後の懇親会会場としては最高のロケーションであった。始めに光中会長の挨拶、続いて功刀顧問の乾杯の音頭により歓談に移った。興奮冷めやらぬ会員の方々は、護衛艦「いずも」を見ながら会員相互の話に花が咲くとともに旧交を温めあい、話の合間に「いずも」を背景に写真撮影をするなど、話が尽きることはなかったが、午後4時30分、植月副会長の中締めで盛会のうちに懇親会は終了した。

本部隊研修に際し、多大なるご支援を頂いた関係各部隊には心から感謝申し上げたい。

                 (植松担当幹事 記)

  

 

(植松、星担当幹事 撮影)