湘南水交会 厚木基地駅伝大会にて個人賞メダルを贈呈

 3月8日(火)、平成27年度厚木基地駅伝大会が実施され、湘南水交会は植月副会長以下7名が応援に駆け付け、個人賞メダルを贈呈した。

 大会は、前日までの雨と寒気とは打って変ったポカポカとした陽気の中、硫黄島等に所在する隊員や米海軍も参加し、部隊ごとに8組に分けられたチーム対抗による10個区間で競われた。今年度は、第5区を先任伍長、第10区を指揮官が走ることが指定された以外、定められた年齢区分に基づく選手の走行順序は各組の戦術に応じて自由とされた。

 したがって、一昨年の様な区間賞とはならないが、各区間ともに同一コースを走るため、夫々の年齢区分等の中で最も速いタイムで走った選手に対し、湘南水交会から個人賞のメダルを贈呈することとした。これは、平成25年度以来、湘南水交会の部隊支援の一環として行ってきた活動である。

 各選手は、一区間約2キロのコースを部隊の看板を背負い、厳冬訓練や日頃の訓練で鍛えた健脚をこの大会にぶつけるかのように力走した。また、コースの沿道には、各チームの応援団が陣取り、熱烈な声援を送っており、空団司令部近くの沿道では眞木空団司令官の姿も見られた。

 各チームとも抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げた。特に、アンカーの第10区(指揮官)へのタスキリレーの順位は、1位:4整補及び厚空基がほぼ同時、3位:51空、4位:3空、5位:司令部・硫黄島であったが、トップから1分13秒遅れてタスキを引き継いだ二川群司令の驚異的な追い上げにより、結果的には司令部・硫黄島が第2位でゴールし、厚空基が約10秒の僅差で逃げ切り優勝を手にした。

 閉会式において、群司令の表彰の後、植月副会長(会長代行)から「個人賞」として10名の選手へ金メダルが贈られ、その健闘を称えた。湘南水交会は、今後とも機会をとらえて厚木ファミリーサポートセンターや水泳・駅伝大会等、厚木基地の支援を行い部隊との絆を更に深めていく計画である。     (中田担当幹事 記

                                               
  

     

(星担当幹事 撮影)