平成20年度湘南水交会総会及び懇親会を開催

 平成20年6月24日(火)、午後4時30分から横浜市内のホテルにおいて平成20年度の総会が開催された。まず、この1年間に物故者となられた12名の会員のご冥福を祈り黙祷を捧げた後、叙勲の栄に浴された会員の皆様方を祝福した。

 続いて議事に入る前に落合会長から挨拶があり、次の4点が紹介された。第一は会員の現状について、平成20年3月31日現在会員数は628名、前年同時期から10名の増加となり、昨年度の会勢拡充努力の成果は顕著であったが、本年度から現役隊員の水交会賛助会員制度がスタートしたことも踏まえて、湘南水交会は年度重点項目の一つとして“一声ローラー作戦”による入会の促進を図るとともに、会勢拡充担当常務理事を今年度から指定して更なる拡充に取り組む所存であること、第二は水交会本部の「公益法人新制度への移行」に合わせて担当常務理事を指定し、計画に遅れが生じないよう種々の作業に取り組むこと、第三の役員については、新しい時代に即した若い会員の皆さんの活躍を期待する陣容案としたこと、第四として、本年6月硫黄島航空基地開設40周年記念式典の時期に、部外講師講話の依頼があり、落合会長が「ペルシャ湾派遣」と題して隊員約200名に講話を実施するとともに、訪問した際に湘南水交会の長年の念願であった硫黄島海軍戦没者慰霊参拝と献花を実施し、併せて湘南水交会から基地隊員に慰問品を贈呈したことが紹介され、その後審議に移った。

 平成20年度の第1号議案は昨年度の事業報告及び収支決算の承認を求める件、第2号議案は本年度の事業計画(案)及び収支予算(案)の決定を求める件、第3号議案は湘南水交会会則の一部改正(案)の承認を求める件、第4号議案は本年度の湘南水交会役員等(案)の選任を求める件で、いずれの原案も賛成多数で承認された。

 審議終了後、本年度の部隊(厚木航空基地)研修の予定及び厚木マーカスの試合日程並びに湘南水交会ゴルフ同好会の募集案内について清崎理事長が紹介した。
 引き続き、昨年度、新規水交会会員9名を入会に結びつけた清崎会員(理事長)、同じく3名を入会に結びつけた三澤会員に対する表彰状が落合会長から手渡された。続いて、退任される池田理事、大久保理事、番匠理事、蓑田理事、望月理事、一瀬監事及び才原監事の7名に対し落合会長から感謝状と共に、長年の積極的な理事等の業務のご苦労への感謝の言葉が述べられ総会は予定どおり終了した。
 
 総会後「公益法人新制度」について、夏川水交会副会長兼理事長から法人改革のタイムスケジュール及び検討の
現状等について説明があった。

 1800から、会場を隣のホールに移し、会員77名のほか、部隊等から香田自衛艦隊司令官、松岡航空集団司令官、小林潜水艦隊司令官、高橋第4航空群司令、竹口第2術科学校長、山ア横須賀地方総監部幕僚長、河村厚木航空基地隊司令、山作第4航空群司令部首席幕僚の各部隊指揮官等及び第4航空群の中辻先任伍長、友好団体から江之口神奈川地方協力本部長、神奈川県隊友会の大西会長、鎌倉防衛協会の中村会長、藤沢防衛協会の金子会長、日米ネービー友好協会の牧本副会長、横須賀水交会の土井理事長及び雪文庸建長寺正統院住職の16名のご来賓を迎え、懇親会が行われた。

 始めに落合会長の挨拶、来賓紹介が行われ、続いて来賓を代表して香田自衛艦隊司令官からご挨拶があり、左近允名誉会長の乾杯の音頭により歓談に移った。
 現役指揮官、先任伍長及び友好団体の皆さんを囲んで最近の海上自衛隊の活動、各種エピソードなどの話に花が咲くとともに、会員相互の旧交を温める中、功刀新副会長の〆の乾杯により、盛会のうちに懇親会は終了した。
 いよいよ平成20年度湘南水交会の本格的な活動が開始された。

                              
                                               (武田常務理事 記)