「史跡巡りの会」アジアとヨーロッパの肖像を鑑賞

 

今年一番の温暖な好天に恵まれた3月17日、神奈川県三浦郡葉山町にある「県立近代美術館」を会員18名が訪れた。
 「アジアとヨーロッパの肖像」をテーマとしてアジアとヨーロッパの出会いを背景に人物表現を伴う絵画・彫刻・工芸・写真などに表現された自己と他者の姿をモチーフとして総数239作品が展示されていた。大英博物館の所蔵品を始め海外からの名画も数多く出展され、レンブラント、写楽、岸田劉生、トーマス・マレー等、世界の巨匠の作品を心行くまで鑑賞することができた。
 その後、隣接する日本画家の「山口蓬春記念館」に入館するグループと「なぎさ公園」のある海岸を散策する会員とに別れた。のどかな春の海の磯の香りを満喫しながら間近に垣間見る「御用邸」のなんと質素なお住いなのかと恐懼を禁じ得なかった。陽春の半日をそれぞれに楽しんで散会した。次回は横須賀地区の探訪を策定中です。

                              (軽部会員 記)

                                              添付写真 なし。