平成29年度 湘南水交会総会・防衛講演会・懇親会を開催

湘南水交会は、5月22日(月)、ホテル横浜キャメロットジャパンにおいて、平成29年度 湘南水交会総会・防衛講演会・懇親会を開催した。

先ず、昨年の総会(5月開催)以降にお亡くなりになられた25名の会員のご冥福を祈り、「国のしずめ」の流れる中、物故者の氏名を読み上げ黙祷を捧げた。その後、叙勲の栄に浴された10の会員を披露した。

総会は、安田副会長の開会挨拶の後、@平成28年度の活動及び収支計算書並びに監査に関する報告、A平成29年度の活動及び収支予算書に関する報告があり、B平成29年度湘南水交会役員等(案)の選任を求める件について提案があり了承された。

続いて、感謝状の贈呈等に移り、今期で退任する市川監査担当幹事、堀井企画担当幹事へ感謝状が、会勢拡充に貢献した星総務担当幹事に対し表彰状が贈呈された。また、新役員として選任された鮒田・安藤・春花担当幹事 3名の新役員の紹介が行われた。

最後に、連絡事項として、厚木航空基地ファミリー・サポート・センターの活動、海上自衛隊厚木基地マーカス支援及び会員同士の親睦等について説明があり総会は終了した。 

総会に引き続いて、開発隊群司令の岡田海将補を講師に迎え、「研究開発の過去、現在、未来」と題した防衛講演会を開催した。

研究開発の過去については、海軍時代の研究開発組織について当時の歴史的な背景を紹介しながら研究開発に対する取り組みについて明快に説明、現在については、現在の防衛省・海上自衛隊の研究開発組織について過去と比較しつつ研究開発に関する変遷を的確に説明、最後に未来については、研究開発の役割と未来の姿について開発隊群司令としての熱い想いを込めつつ運用者のニーズを常に認識した研究開発のあるべき姿について講話がなされた。  

本講話は、本会会員にとって研究開発という初めての切り口での講話であり、海軍から海上自衛隊への変遷や講師の熱い想いが伝わり、会員一人ひとりが興味深く拝聴した。1時間15分の講演時間を終えた際には参加した約70名の会員から盛大な拍手が沸きあがった。

 防衛講演会終了後、懇親会会場に場所を移し、先ず、安田副会長の懇親会開催の挨拶の後、来賓として参加頂いた開発隊群司令 岡田海将補、第4航空群司令 松本海将補、横須賀地方総監代理参事官 田中事務官、航空集団先任伍長 小幡海曹長、第4航空群先任伍長 黒川海曹長、横須賀地方隊先任伍長 香月海曹長、神奈川県大和市自衛隊協力会会長 大高様、鎌倉防衛協会会長 根津様、神奈川県隊友会会長 田内様、横須賀水交会会長 中尾様、をご紹介し、来賓代表として開発隊群司令 岡田海将補にお言葉を頂き、田中副会長の乾杯の音頭で懇親会が始まった。

 終始、和気藹々とした懇談が各テーブルで繰り広げられ、午後7時45分、古賀副会長の中締めで、盛会のうちに懇親会は終了した。 

                              (植松担当幹事 記)

   



(植松担当幹事 撮影)