平成29年度 掃海部隊研修及び懇親会

  湘南水交会(植月政則会長)は、10月5日(木)午後、海上自衛隊掃海部隊の研修を実施した。
 船越合同庁舎に集合した100名の参加会員は、掃海隊群司令 湯浅秀樹海将補の歓迎の挨拶の後、湯浅群司令及び第1掃海隊司令 西和男1佐から「掃海隊部隊の概要等」についてブリーフィングを受けた。

湯浅掃海隊群司令からは、「海上自衛隊掃海部隊の歴史、現状、今後の趨勢について」ユーモアを交えながら丁寧に説明して頂いた。

西第1掃海隊司令からは、更に詳しく掃海隊の特色及び任務の概要について説明して頂き、参加会員一同、海上自衛隊掃海部隊の活動の重要性、特に近年の水陸両用戦の支援任務の拡がりに頼もしさを感じた。

引き続き行われた掃海母艦「うらが」及び掃海艇「はつしま」の見学では、「うらが」艦長 五味康司2佐、「はつしま」艇長 松葉元昭3佐及び各隊員の懇切丁寧な説明に参加会員の興味は尽きることがなく、説明の合間に掃海母艦及び掃海艇を背景に写真撮影をするなど貴重な経験ができたことに満面の笑顔が溢れていた。

研修後は会場を横須賀中央のホテルに移し、自衛艦隊司令部幕僚長 井上司海将補、湯浅掃海隊群司令、横須賀地方総監部幕僚長 西成人海将補以下多数の来賓の参加を得て懇親会が行われた。 

懇親会は、植月会長の挨拶に始まり、来賓紹介、そして夏制服、戦闘服、私服と3度の着替えでお付き合いいただいた湯浅掃海隊群司令の来賓挨拶と続き、掃海部隊のレジェンドでもある落合湘南水交会顧問の乾杯で懇談に移った。 歓談は、いつもの湘南水交会の和やかな雰囲気に加えて、部隊研修での感動と満足感を得たことにより開始早々から盛り上がり、会場一杯に笑い声が響き渡るとともに、現役の部隊指揮官及び各部隊先任伍長等を囲んで、最近の海上自衛隊の活動やエピソードなどの話に花が咲いた。
 盛会の中、最後は安田副会長の中締めの乾杯により終了した。 
 (植松担当幹事 記)

  



(植松担当幹事 撮影)