「ソマリア沖海賊対策派遣航空部隊隊員壮行会」に参加                                                

5月13日(水)17:30から厚木航空基地内の米海軍オフィサーズクラブにおいて、高橋第4航空群司令主催による「ソマリア沖海賊対策派遣隊員壮行会」が隊員家族を招いて催された。
 来賓として綾瀬市長、綾瀬市及び大和市の両市議会議長、
米海軍西太平洋艦隊航空司令官のグルーンワォード少将、海上自衛隊協力諸団体の会長等が招かれ、湘南水交会からは左近允名誉会長、落合会長ほか顧問、理事等14名が参加した。
 海上自衛隊からは倉本航空集団司令官、池航空集団司令部幕僚長、厚木所在部隊指揮官が出席し、約200名が一堂に会した。
 この壮行会は4月17日にP−3C哨戒機2機の派遣準備が下令されたことに伴い計画されたものであるが、壮行会2日後の15日には、浜田防衛相から派遣命令が下令された。派遣部隊の規模は約150人で、海上自衛隊からは整備要員を含めて約100名が、ジブチ国際空港に駐留し、駐機場の警備のため陸上自衛隊員約50名が同行する。航空自衛隊は、C130輸送機で要員や整備機材などの空輸にあたるとのことである。
 P−3Cは、今月28日にも派遣され、活動期間は3〜4箇月とみられる。米国及び欧州連合の哨戒機がジブチを拠点に活動中であり、ソマリア沖の広大な海域の警戒監視に加わる海自航空部隊への期待は大きい。P−3C哨戒機が訓練以外の任務で海外に派遣されるのは初めてであるが、ソマリア沖の同海域には既に海上警備行動に基づいて護衛艦2隻が活動中である。派遣隊員の健闘をお祈りします。

                                       (武田常務理事 記)

                            





                       (星常務理事 撮影)