平成30年度 湘南水交会総会・防衛講演会・懇親会を開催

湘南水交会は、5月29日(火)、ホテル横浜キャメロットジャパンにおいて、平成30年度 湘南水交会総会・防衛講演会・懇親会を開催した。

先ず、昨年の総会(5月開催)以降にお亡くなりになられた14名の会員のご冥福を祈り、「国のしずめ」の流れる中、物故者の氏名を読み上げ黙祷を捧げた。その後、叙勲の栄に浴された5の会員を披露した。

総会は、植月会長の開会挨拶の後、@平成29年度の活動及び収支計算書並びに監査に関する報告、A平成30年度の活動及び収支予算書に関する報告があり、B平成30年度湘南水交会役員等(案)の選任を求める件について提案があり了承された。

次に、感謝状の贈呈等に移り、今期で退任する東監査担当幹事、関口企画担当幹事、岩ア企画担当幹事へ感謝状が贈呈された。また、新役員として選任された坂田・眞木・淵之上・益田・浮田・今井担当幹事 6名の新役員の紹介が行われた。

続いて、湘南水交会会長の交代に伴う新会長委嘱式が行われ、水交会本部 加藤副理事長から安田副会長(当日欠席のため代理人)に委嘱状を、植月前会長に感謝状が贈呈された。

最後に、連絡事項として、各種活動、湘南水交会グッズの紹介等について説明があり総会は終了した。 

総会に引き続いて、航空集団司令官の杉本海将を講師に迎え、「海上自衛隊航空部隊の、今」と題した防衛講演会を開催した。

前段は、我が国周辺の情勢認識として、中国、ロシアや半島情勢、南シナ海等を含めた国際情勢について最近の事例を紹介しながら説明された。後段は、海上自衛隊の活動概要と海自航空部隊の現状及び最近の諸活動、研究開発を含めた主要な取り組み事項等について簡潔にかつ航空集団司令官として熱い想いを込めつつ事例を交えて説明・紹介された。また、東日本大震災被災地の階上中学校卒業生代表の目頭が熱くなる素晴らしい答辞の紹介があった。

本講話は、本会会員にとって改めて我が国周辺の情勢や海自航空部隊の任務の重要性を理解することができ、会員一人ひとりが興味深く拝聴した。また、東日本大震災の紹介については、忘れてはならない被災地の状況や命の重さを痛感し、被災した若者の思いに涙を浮かべる会員もいた。1時間15分の講演時間を終えた際には参加した80名を超える会員から盛大な拍手が沸きあがった。

 防衛講演会終了後、懇親会会場に場所を移し、先ず、植月前会長の懇親会開催の挨拶の後、来賓として参加頂いた自衛艦隊司令官代理 幕僚長 眞鍋海将補、航空集団司令官 杉本海将、第4航空群司令 金嶋海将補、厚木航空基地隊司令 向井1佐、掃海隊群司令 白根海将補、横須賀地方総監代理 幕僚長 二川海将補、自衛艦隊先任伍長 小瀧海曹長、航空集団先任伍長 小幡海曹長、横須賀地方隊先任伍長 香月海曹長、水交会副理事長(兼ねて横須賀水交会会長代理) 加藤様、神奈川県隊友会 寺地様、神奈川県大和市自衛隊協力会会長 大高様、厚木基地自衛隊協力会会長 入田様、鎌倉防衛協会会長 根津様、建長寺正統院住職 雪文庸様、同副住職 雪文嶺様をご紹介し、来賓代表として水交会副理事長の加藤様にお言葉を頂き、航空集団司令官 杉本海将の乾杯の音頭で懇親会が始まった。

終始、和気藹々とした懇談が各テーブルで繰り広げられ、午後7時45分、田中副会長の中締めで、盛会のうちに懇親会は終了した。 

                              (植松担当幹事 記)


  



(植松担当幹事 撮影)