平成30年度 航空部隊研修(厚木航空基地)及び懇親会

  湘南水交会(安田義人会長)は、10月9日(火)午後、海上自衛隊厚木航空基地の部隊研修を実施した。
厚木航空基地ターミナル大会議室に集合した約90
名の参加会員は、湘南水交会 山本副会長から歓迎の挨拶とともに今回は趣向を変えて「隊員が作業する現場の見学等を通じ、航空部隊の現状について会員に更なる理解を深めて頂く」ことを研修目的として企画した旨の説明の後、第4航空群司令部首席幕僚 稲崎精一郎1佐から「厚木航空基地の概要等」についてのブリーフィングを受けた。

稲崎1佐からは、厚木航空基地の沿革、特色、任務の概要説明並びに派遣海賊対処行動や災害派遣等での海上自衛隊航空部隊の活動の紹介等があり、特に、より柔軟な部隊運用を目的に整備補給隊に機側整備隊が新設されたとの説明があった。ブリーフィング後の質問タイムにおいては、厚木航空基地の「厚木」の名称となった由来や新設された機側整備隊の運用上の効果など途切れることなく活発な質問があり、参加会員一同の本研修に対する意気込みを感じるとともに、海上自衛隊航空部隊の活動の拡がりに頼もしさを感じていた様子であった。

この後、秋晴れの好天の中、厚木航空基地ターミナルをバックに本研修の記念撮影を実施した後、資料館の見学と第4整備補給隊でのP-1の整備状況の見学を実施し、各所での隊員の懇切丁寧な説明に参加会員の興味は尽きることがなく貴重な経験ができたことに飛び切りの笑顔が溢れていた。

研修後は会場を大和市内の懇親会場に移し、航空集団幕僚長 松本完海将補、第4航空群司令 金嶋浩司海将補、第51航空隊司令 平木拓宏1佐、航空管制隊司令 岩松恒徳1佐、第3航空隊司令 藤澤豊1佐、第4整備補給隊司令 田光智行1佐、厚木航空基地隊司令 向井強1佐、航空プログラム開発隊司令 浅沼弘巳1佐をはじめ所在各部隊先任伍長等、多数の参加を得て参加会員約80名との懇親会が行われた。 

懇親会は山本副会長の挨拶に始まり、来賓紹介、航空集団司令部幕僚長の来賓挨拶と続き、落合顧問の乾杯で懇談に移った。歓談は、いつもの湘南水交会会員間の和やかな雰囲気に加えて、今回の部隊研修での感動と満足感を得たことにより開始早々から盛り上がり、会場一杯に笑い声が響き渡るとともに、現役の部隊指揮官及び各部隊先任伍長等を囲んで、最近の海上自衛隊の活動やエピソードなどの話に花が咲いた。盛会の中、最後は星副会長の中締めの乾杯により終了した。   (植松担当幹事 記)




 

 

 

   (植松担当幹事 撮影)