「しらせ」横須賀入港出迎え

 525日(月)功刀副会長以下10名の会員が、520日にユニバーサル造船舞鶴事業所で就役したばかりの砕氷艦「しらせ」の横須賀入港歓迎行事に参加した。
 新「しらせ」は0900頃港内にオレンジ色の船体を港内にあらわし、ゆっくりと0930過ぎに総監部Y-1岸壁に接岸した。

 10:00から入港行事が行われ、横須賀市長の挨拶、乗員への花束贈呈、最後に艦長小梅三津男1佐が力強く入港の挨拶を行った。その後特別公開が行われ、ペイントの匂いも新鮮な艦内をゆっくりと見学。艦内は天井も高く居住性にも十分に配慮された、人、特に観測隊員に優しい艦との印象を受けた。もちろん能力的にも融雪用散水装置の装備により砕氷能力も向上している。
 新「しらせ」は全長138m、幅28m、排水量12,650トン、定員は、乗員約180名、観測隊約80名。今年11月には南極に向けて出発の予定。なお、7月には横浜開港150周年記念行事の「海フェスタ横浜2009」の一環として、横浜大桟橋において公開されるとのこと。

                                                            (中村常務理事 記)





           (中村常務理事 撮影)