厚木空神社（靖國社）慰霊祭に参列
　桜が満開の４月７日（日）、神奈川県大和市にある深見神社で執り行われた第６７回厚木空神社（��國社）例祭に、田中副会長以下３名が参列した。

厚木空神社は、昭和１９年１１月に海軍厚木飛行場の敷地内に、首都防衛の任に就いていた第３０２航空隊の殉職将士を祭神とする天照大神を祭る社殿が鎮祭建立されたもの。終戦時、進駐してくる米軍が社殿を破壊することを恐れた若手将校により、祭神１０３柱の霊璽簿と鎮祭の時賜った宝剣（靖國神社宮司鈴木孝雄陸軍大将から奉納された靖國刀）とともに深見神社境内に奉遷された。

その後、昭和２６年４月７日、新たに祭神として深見集落出身で明治１０年の役以来の戦没者を合祀し、厚木空神社を宝剣靖國刀に因み靖國社と改め、毎年４月第１日曜日を例大祭の日と定め祭事が行われている。

今年も、主催の深見神社奉賛会会長をはじめ、３０２空有志会、地元ご来賓及び遺族会、消防団等、総勢約５０名の参列を得て、式典は舞い散る花びらと鳥のさえずりの中、厳かに執り行われた。

深見神社に��國社がある経緯を知る者が少ないことは残念であり、厚木空神社奉賛会（厚木３０２空会）の灯が消えようとしている現状を踏まえ、厚木航空基地を地元とする湘南水交会としては、変わらず本慰霊行事を支援していく必要がある。（浮田総務担当幹事　記）

  

　

　

（浮田総務担当幹事　撮影）