平成31年度/令和元年度 湘南水交会総会・防衛講演会・懇親会を開催

湘南水交会は、5月30日(木)、ホテル横浜キャメロットジャパンにおいて、平成31年度/令和元年度湘南水交会総会・防衛講演会・懇親会を開催した。

総会に先立ち、過去の大戦等で亡くなられた海軍の英霊、海上自衛隊で殉職された隊員並びに昨年の総会(5月開催)以降にお亡くなりになられた15名の会員のご冥福を祈り、「国のしずめ」の流れる中、物故者の氏名を読み上げ黙祷を捧げた。その後、叙勲の栄に浴された6名の会員を披露した。

総会は、山本副会長の開会挨拶の後、@平成30年度の活動報告及び収支計算書並びに監査報告に関する報告、A平成31年度/令和元年度の活動計画及び収支予算書に関する報告があり、B平成31年度/令和元年度湘南水交会役員等(案)の選任を求める件提案があり了承された。

次に、新旧役員の紹介と感謝状等の贈呈に移り、今期で退任する福本幹事等3名の紹介の後、福本幹事へ感謝状が、入会促進、会勢拡充に尽力された星会員へ表彰状が、それぞれ贈呈された。また、新役員として選任された森竹・鳥居・畠野・柴田担当幹事 4名の役員の紹介が行われた。

続いて、湘南水交会会長の交代に伴う委嘱式が行われ、水交会本部 赤星理事長から山本副会長に委嘱状が渡された。

最後に、連絡事項として、厚木ファミリーサポートセンター関連事項、メールアドレス登録のお願い、湘南水交会会員情報、史跡巡り同好会等の各種行事について説明があり、総会は終了した。 

総会に引き続いて、第4航空群司令 金嶋海将補を講師に迎え、「我が国を取り巻く安全保障環境と海自航空部隊の現状」と題した防衛講演会を開催した。

前段は、我が国を取り巻く安全保障環境について、中国、ロシアや半島情勢、南シナ海等周辺国の現状と今後の方向性についてウィットに富んだ軽快な口調で事例を紹介しながら説明された。後段は、それらの安全保障環境の現状と変化に基づき、海上自衛隊航空部隊の現状と活動について、P-1型哨戒機の紹介ビデオを用いながら、主要な取り組みについて事例を交え工夫を凝らし説明・紹介された。

本講話は、本会会員にとって理解しやすく大変心に残るものであり、1時間30分の講演時間を終えた際には参加した約70名を超える会員から盛大な拍手が沸きあがった。

 防衛講演会終了後、懇親会会場に場所を移し、先ず、山本会長の懇親会開催の挨拶の後、来賓として参加頂いた自衛艦隊司令官代理 自衛艦隊司令部幕僚長 二川海将補、横須賀地方総監 渡邊海将、掃海隊群司令 白根海将補、講話を頂いた第4航空群司令 金嶋海将補、自衛艦隊先任伍長 青山海曹長、横須賀地方隊先任伍長 香月海曹長、掃海隊群先任伍長 小原海曹長、航空集団先任伍長 石田海曹長、第4航空群先任伍長 清水海曹長、水交会理事長 赤星様、横須賀水交会副会長 道家様、神奈川県隊友会会長 寺地様、厚木基地自衛隊協力会会長 入田様、大和市自衛隊協力会会長 大高様、鎌倉防衛協会会長 根津様、建長寺正統院住職 雪文庸様、同副住職 雪文嶺様をご紹介し、来賓代表として、水交会理事長 赤星様にお言葉を頂き、横須賀地方総監 渡邊海将の乾杯の音頭で懇親会が始まった。

終始、和気藹々とした懇談が繰り広げられ、午後7時半、田中副会長の中締めで、盛会のうちに懇親会は終了した。 (植松広報担当幹事 記)


 

 

 




 


 

(植松広報担当幹事 撮影)