「ソマリア沖派遣海賊対処航空隊の激励」
「派遣海賊対処航空隊出国行事」に参加

5月28日(木)、海上自衛隊厚木航空基地より、派遣海賊対処航空隊(指揮官福島1佐)P-3C2機の出発に際し、湘南水交会落合会長、功刀副会長、清崎理事長他約10名の役員・会員が出国行事・見送りに参加した。

 本行事には、北村誠吾防衛副大臣、自衛艦隊司令官・泉徹海将、西村外務政務官を始め来賓の方々、派遣隊員家族約150人、基地内外(海自、陸自)隊員約400人及び湘南水交会等各応援団体等、総計約700人が参加した。

 行事では、隊員に対し北村副大臣と泉自艦隊司令官から訓示及び家族に対する激励、西村外務政務官の挨拶等が行われ、日本船主協会からは花束が贈られ、派遣指揮官からは、任務に立ち向かう熱き心意気が報告・宣言等行われた後、指揮官先頭に搭乗員、整備員、及び陸上自衛官が、参加者総員からの拍手、声援を受けながら、P-3C等に向け行進・移動した。指揮官の直ぐ後に続くP-C2機の先任機長河上3佐は、星常務理事が6空飛行隊長時に、機長チェックをしたパイロットであったことや、当時の部下が10名近くもいることから、派遣隊の任務完遂はもとより、派遣隊員総員の元気な姿での無事帰還を心から祈念しつつ、感慨一塩の思いで見送った。

 小雨降る中、2機のP-3Cは、家族ら総員の熱き思い、願いを込めた、ちぎれんばかりの手や旗を振られて、午前11時厚木基地を飛び立って行った。

 なお、湘南水交会では、前日の27日(水)厚木航空基地第4航空群司令公室にて、派遣海賊対処航空部隊に対する激励を水交会本部とともに実施した。

 湘南水交会からは、落合会長、功刀副会長、清崎理事長他3名の常務理事が同席し、落合会長から派遣隊指揮官に激励品の目録を贈呈した。この席で、初めて紹介された派遣隊の飛行服(作業服)から、改めて、酷暑地域でのご苦労が拝察でき、無事任務を果たされることを祈念しつつ部隊を後にした。

                                           (常務理事 記)
 





                     (中村常務理事 撮影)