湘南水交会女性有志会員の活躍・団結
―湘南水交会ビール祭・懇談イベントに参加して―

 令和元年7月30日に湘南水交会ビール祭が開催されました。
 クラブ水交は、今年7月に東郷記念館の近くにある「ピーターハウス」に移転し、今回初めての新会場での開催となりました。 旧クラブ水交は見事な庭園に面し、クラシカルで落ち着いた環境でしたが、ピーターハウスは1日1組限定の結婚式場ということで、お洒落でハイカラな素敵な会場でした。 参加人員は38名でしたが、そのうち女性が11名と、4人に1が女性という華やかな雰囲気でスタートしました。 

また、今回は事前の企画段階から当日の司会進行まで、本年度から湘南支部の企画担当幹事に就任された、女性の有志会員である鳥居真紀様により行われ、今までとは違う柔らかなムードで開始されました。 冒頭、山本高英会長から水交会本部施設移転の経緯、本日参加者への謝辞等の挨拶があり、田中弘邦副会長(海兵77期 91才)の爽快な乾杯の御発声により懇談が開始されました。 皆様、近況報告や昔話などに花が咲いて、楽しい時間を過ごしました。 私たち有志会員にとっては、海上自衛隊に関する普段聞けないようなお話しなど、大変興味をそそられ、益々、海上自衛隊に対する理解が高まり、有意義な時間でした。 

懇談の時間では、一人20秒制限の自己紹介コーナーがあり、持ち時間が無くなると星清一副会長によるオモチャのラッパ(鳥居さん準備)による号令が鳴り響き、元幹部の皆様方も悪戦苦闘しておられました。 楽しい時間は早いもので、あっという間に2時間経ってしまい、濱本有志会員(クラブ委員会委員長)による中締めにより盛会裏に会を締めました。 来年2月には「鍋祭」を行うことが案内され、またの再会を誓い合いました。  

今回のビール祭で感じたのですが、湘南支部では女性会員の活躍と団結が非常に印象的でした。 ビール祭終了後は原宿駅前のお店でスイーツによる「女子会」も開催され、さらに団結が深まったことを実感しました。 

聞くところ、水交会の会員が減っているとのことですが、元海上自衛官の方だけでなく、理解ある有志会員が増えることも重要と思います。 そのためには女性会員が増えることにより、初めての方も参加しやすくなり、会員増につながるのではと考えております。 災害派遣など陸上自衛隊の活動がマスコミ等で流れますが、海上自衛隊の活動はあまり表に出てないと思います。 海に囲まれた日本では沿岸防備など重要な役割をされているのに国民に活動が理解されてないことは非常に残念です。 活動内容から公に出来ない部分は多数あると思いますが、多数の人に関心を持っていただき、正しく理解していただく事が海上自衛隊に対する支援にもなると思いますので、私たち有志会員の活動も盛んに行い、少しでも役に立てれば嬉しいと思っております。 特に女性会員の更なるご活躍を期待申し上げます。 ( 鈴木久之有志会員 記)