厚木航空基地緊急登庁支援訓練に参加
これは、災害派遣等に際し基地が開設する「基地内一時預かり所」において、群司令の要請に応じ隊員と一緒になって子供預かりのための支援をおこなうというもので、家族支援の大きな柱になっている。
今回の訓練は、4月の同訓練の見学に引き続き、At-FSCとして初めて実動で訓練へ参加するものであった。あらかじめ訓練想定に沿ってAt-FSC内で通信訓練を行い、これにより選抜・当直割された支援会員が、より実際的な形で基地へ参集し訓練に参加した。
訓練内容は、当初、隊員による発災後の基地内一時預かり所の開設が訓練され、午前8時以降はAt-FSC支援会員が3直に分かれて、厚生隊長の訓練全般の説明の後、当直前ブリーフィング・当直交代・子供の面倒見などの要領を訓練すると共に、子供型人形(乳幼児)を使用した心肺蘇生法等の演練を行った。
支援会員は、At-FSCの黄色ビブス(ノースリーブ型のウェア)と子供の面倒を見る者は赤いエプロン(アンパンマンの絵付き)を着用して活動した。参加した支援会員はやや高齢の者が多かったが、日頃の孫の面倒見で慣れているのか、すぐに馴染んで子供の世話をしていた。
(中田副会長 撮影)