横須賀地区殉職隊員追悼式、神奈川県自衛隊殉職隊員追悼式に参列

湘南水交会の山本会長は令和元年度横須賀地区殉職隊員追悼式、及び神奈川県自衛隊殉職隊員追悼式に参列した。

横須賀地区殉職隊員追悼式は11月7日、横須賀地方総監部内の殉職隊員慰霊碑の前で行われ、御遺族、横須賀地区所在の各級指揮官、先任伍長及び関連団体の代表が参列した。慰霊碑前にはこれまでに横須賀警備区内(一部他の警備区も含まれる)で殉職された192柱の霊名簿が奉安され、追悼式が開始された。拝礼・黙祷の後、渡邊横須賀地方総監の追悼の辞、献花、弔銃発射、御遺族代表挨拶と続いた。殉職隊員慰霊碑には「英魂照海正氣集」の碑文が刻まれているが、これは北村謙一第13代横須賀地方総監による揮毫である。この碑文は「英魂海を照らし、正氣集まる」と読むが、隊員がここに集いて殉職隊員のありし日の勇姿を偲びその英魂を仰ぎ、大いに正大の気を養い諸霊の下、ますます海防に挺身せんと決意を新たにするという決意が述べられている。



 
 神奈川県自衛隊殉職隊員追悼式は11月14日、武山駐屯地の体育館で行われた。「自衛隊殉職隊員霊位」と書かれた慰霊柱の左右には神奈川県内で殉職された陸、海、空の自衛官等62柱のお名前が掲げられていた。参列者は、御遺族、県内の陸、海、空自衛隊及び機関の指揮官・長、関連団体の関係者、陸上自衛隊の高等工科学校の生徒及び海上自衛隊横須賀教育隊の練習員等が慎重な面持ちで参列していた。特に、若い隊員がこのような慰霊祭に参列することは大変意義深いと感じられた。 (山本会長 記)

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(山本会長 撮影)