厚木空神社(國社)例祭に参加

4月5日(日)、桜吹雪の中、神奈川県大和市にある深見神社で執り行われた第68回厚木空神社(國社)例祭に、浮田総務担当幹事が参列した。

厚木空神社は、昭和19年11月に海軍厚木飛行場の敷地内に、首都防衛の任に就いていた第302航空隊の殉職将士を祭神とする天照大神を祭る社殿が鎮祭建立されたもの。終戦時、進駐してくる米軍が社殿を破壊することを恐れた若手将校により、祭神103柱の霊璽簿と鎮祭の時賜った宝剣(靖國神社宮司鈴木孝雄陸軍大将から奉納された靖國刀)とともに深見神社境内に奉遷された。

その後、昭和26年4月7日、新たに祭神として深見集落出身で明治10年の役以来の戦没者を合祀し、厚木空神社を宝剣靖國刀に因み靖國社と改め、毎年4月第1日曜日を例大祭の日と定め祭事が行われている。

例年は、主催の深見神社奉賛会会長をはじめ、302空有志会、地元ご来賓及び遺族会、消防団等、総勢約50名の参列があるところ、今年は新型コロナウィルスの影響から規模を縮小して行われ、深見神社奉賛会と湘南水交会の10名による簡略化したものであったが、それだけに奏上される祭詞がより近いものに感じられ、胸を打たれるものであった。 (浮田総務担当幹事 記)


       (浮田総務担当幹事 撮影)