練習艦隊横須賀入港行事に参加 

梅雨未だ明けぬ令和2722() 、横須賀港逸見岸壁において、八木海将補率いる練習艦隊の入港歓迎行事が行われ、湘南水交会から山本会長以下20名が参加した。 

練習艦隊は、今年3月に幹部候補生学校を卒業した実習幹部152名を乗せ、69日呉を出港、44日間の令和2年度遠洋練習航海(前期)を終え入港したもの。 

今年度の遠洋練習航海は、前期と後期に分けて実施されることになった。前期の訪問国は、コロナウィルスの影響で、シンガポールの1カ国(補給のみ) で、途中、米海軍空母ロナルドレーガングループやインド海軍との訓練をはじめとして、そのほとんどを洋上で過ごし、例年とは異なるものとなった。 

入港歓迎行事は三浦のぶひろ参議院議員、阿部知子衆議院議員及び上地克明横須賀市長からの歓迎の辞に続き、練習艦隊司令官等に歓迎の花束が贈られ、山本湘南水交会会長からも実習幹部代表に贈呈された。続いて、八木司令官から、入港歓迎行事に対する謝意と「寄港地が制限されたなか、実習幹部は洋上訓練を通じシーマンシップ、リーダーシップそして国際性の涵養に努めてきた」との挨拶に対し、杉本横須賀地方総監から「コロナウィルス対策のため入港できなかった国内外の他の寄港地の分まで歓迎する」と述べられた。行事は途中から霧雨模様となったが、御家族をはじめ部内外の関係者等多数が参加するなか整斉と行われ終了した。実習幹部はしばし休養ののち、遠洋練習航海(後期)に臨むことになる。 

なお、行事に先立ち、入港岸壁において横須賀音楽隊の独唱/演奏と和太鼓やダンス等の入港歓迎アトラクションが行われたほか、行事後練習艦「かしま」の特別公開が行われた。湘南水交会有志が見学する頃には晴れ間が現れ、梅雨明けを思わせる幸運な艦内見学となった。 (佐々木総務担当幹事 記)


 

 

 (佐々木総務担当幹事 撮影)